今回、ドンキホーテの新型の超小型PC、NANOTE NEXTを買ってみました。
発売から1ヶ月以上経ってますが、前モデルでは充電ポートがTypeC端子でありながら専用ACアダプタ以外で充電ができない謎仕様でした。今回のモデルがどうなっているのか、カタログスペックを見る限りでは大丈夫か断言ができない状態でしたので、迷っていましたが・・・ネット上の情報を見る限りどうやらモバイルバッテリーからの給電ができるらしいので思い切って購入してみました。
■NANOTE NEXTってどんなPC?
7インチ液晶を搭載した小型パソコンです。サイズ感はマウスの大きさと比べてもらうと分かりやすいかと思います。
スペックはIntel Pentium J4205を搭載しており、メモリは8GB。ストレージはSATA仕様のM.2 SSD 64GBが搭載しており、2242サイズのものであれば交換できるようです。
なお、メモリのほうは増設できませんが8GBが標準搭載しているので、低スペックのCPUであれば必要充分な容量だと思います。
OSはWindows10 Homeで11へのアップグレードは対象外となっています。
■早速初期不良!?
早速、初期セットアップやよく使うアプリのインストールなどの環境構築を行いましたが・・・写真ではわかりにくいですが、液晶部のパネルに浮きが発生していました。
指で押してその場では収まりましたが、またしばらくすると浮いてくるため、購入したドン・キホーテ店舗に連絡してみました。とりあえず現物を見て交換できるか判断するとの事でした。また、その際に交換用の在庫品は1台押さえておきます。との事でした。
ドンキPCでは初期不良が多いことで有名ですが、交換対応自体は快く応じていただけるので、その点は安心して買えると思います。
また、交換用在庫は必ずあるとは限らないので、一度電話で連絡を入れてから店舗に向かったほうがスムーズに対応してもらえます。
■交換してもらいましたが・・・
店舗では店員が状態を確認した上で、スムーズに交換対応していただけました。
新しい商品を受け取った後、心配なので車の中で開封して軽くチェックをしてみることにしました。そして電源ボタンを押したら電源ボタンが陥没。そして押した状態で電源ボタンが2mm程度ずれてました。残念ながら写真は撮り忘れました(笑)
お店の駐車場でチェックをしましたので、もちろんそのまま店員さんの元に戻りました。そしたら「ちょっとボタンがずれただけなので大丈夫ですよ」と言い放ちました。
こちらから「ボタンを押しただけでこれだけずれるのはおかしいですよね?」と言って再度確認してもらい、こちらも不良ということで交換していただきました。
■3度目の正直!?
3台目はようやく正常な商品に当たりました(笑)
そして1台目と比べて明らかにバッテリーの持ちがよく、交換前の商品ではYoutube連続視聴で1時間程度、Web閲覧などの軽い作業で2時間程度のバッテリー動作時間でしたが、交換後の製品は正確に計測していませんが1時間半以上は連続視聴できました。
また、CPU温度も交換前の個体はベンチマーク計測時でCPU温度が90度近くまで上昇していましたが、交換後の個体では80度程度で落ち着いていました。まぁ、これでも高すぎる気はしますが気のせいということにしておきましょうw
おそらく交換前の個体はパネル浮きのほかにバッテリーや放熱板の銅板の取り付け不良に問題もあったのではないでしょうか?
■ドンキPCは本当に不良が多い?
正直なところ、2年以上前のモデルはそれほどでもなかったように感じますが、前世代のモデル当たりから、多くなってきています。特に組み立ての段階で発生していると思われる不具合が多いように感じられ、外観上でわかるような不良が特に多いようですので、ドンキPC購入時は購入後速やかに外観の異常やWindowsの基本動作や動画再生などの動作チェックはしておいたほうが良さそうですね。
また、稀だとは思いますが、ライセンス認証が通らない個体も存在したようなので、この辺も確認していたほうが良さそうですね。