【モバイル機器】ドスパラで8インチタブレットの値段が下がっていたので衝動買いしてみました。

以前からちょっと気になっていたドスパラの8インチタブレット、raytrekタブ、RT08WTが税込みで25000円まで下がっていたのでうっかり購入してしまいました。

ごろ寝しながら使えるPCが欲しいと思っていたところで、以前からこれは安くて気になってましたが、CPU性能低さが気になり購入に踏み切れずにいましたが、今回25000円という価格まで下がったので思い切って買ってみました。

 

■とりあえずどんな機種?

ドスパラのクリエーター向けブランド、「raytrek」シリーズとして発売されていたペンタブレットです。

ただクリエーター向けとは言っても正直スペックは高くはなく、CPUにCeleronN4000が搭載されています。こちらは低価格のモバイルPC向けのCPUで性能的にはAtomプロセッサの最終型、Z8750あたりと大差ない性能だったりします。

その他はメモリは8GBにストレージがeMMC 128GBと低価格帯にしては悪くないPCです。

ほかの特徴としてはクリエイター向けモデルを名乗っていることもあり、筆圧感知に対応したタッチパネルが採用されており、ワコム製のスタイラスも付属しています。

 

raytrektab 8インチモデル RT08WT(レイトレックタブ)10838|パソコン通販のドスパラ【公式】

 

■まず、付属品と商品外観チェック

まず、付属品は簡単なマニュアルやノートンのチラシなどの紙類と一緒にペイントソフトの「CLIP STUDIO PAINT DEBUT」のライセンスカードが付属していました。

絵描きさん向けとして発売されたモデルなので、このようなソフトが付属しているのでしょう。

そして紙類の他にはワコム製のスタイラスとACアダプタのみが付属していました。

ACアダプタはTypeCケーブルが直付けになったUSB PD対応の30WのACアダプタが付属していました。

 

製品外観はシンプルなタブレットで、物理ボタンとしては側面に電源と音量ボタンが付いており、画面わきに指紋認証用センサが付いていました。

端子類はヘッドホン端子、USB TypeC×1、マイクロSDスロットのみと非常にシンプルになっていますので、TypeCに対応したUSBハブなどは別途用意したほうが良いでしょう。

 

製品重量は434gとそれほど重くなく、ごろ寝端末で手持ちで使ってもそれほど重くは感じない重さでした。

 

■実際に使ってみましょう。

初期セットアップは普通のWindowsなので特筆することは特にありませんが、ドスパラ(サードウェーブ)製PCはノートンセキュリティの体験版がプレインストールされていますので、とりあえずこれはアンインストールします(笑)

軽く触ってみた感じ、CPUが非力なこともあり動作が重く感じることもありますが、ブラウザで動画やSNSを見たりする程度であれば、特にストレスになるような遅さでもなく充分実用的に使えます。

 

■バッテリーの持ちは?

画面輝度を半分程度の状態でYoutubeの動画再生を中心に触ってみましたが、5時間以上は持ちそうな感じです。カタログスペックでは6.5時間となっておりましたので、なかなか優秀ですね。

そして給電に関してはUSB TypeCで仕様では15Vとの表記でしたが、PD対応の18W出力で12V出力までしかできないモバイルバッテリーやACアダプタでも給電できました。

(追記事項として文末に追加しました)

QC3.0対応のACアダプタでも試してみましたが、こちらは使えないようでした。

 

 

■拡張性は・・・

このタブレットはUSB端子はTypeCが1ポートのみでしたが、こちらに市販品のHDMI出力機能や給電用入力端子が備わった簡易ドックを繋いでみましたがが、HDMI出力や給電も含めて問題なく動作しました。

また、当たり前といえば当たり前ですが、本体画面と外部モニターでのデュアルモニターでも普通に使えました。

個人的にはUSBポートがTypeCの1ポートしかないこのPCではできれば、Buletoothキーボードやマウスがあったほうが良さそうですね。

 

■総評

正直なところ、2万5千円ということを考えると充分実用的に使えるので、サブ機として軽い用途限定で使えるならそこそこ使える端末ですね。

8インチで重量も430g程度と軽量で鞄などに入れて持ち運ぶのも楽ですし、バッテリーの持ちもよく、USB PDによる給電もできますので、気軽に使えるWindows端末としては使い勝手は良いと思います。

 

 

・【2022.1.11追記】USB ACアダプタに関する追記

18WのPD対応のACアダプタやモバイルバッテリー(3機種)で試したところ、充電LEDが点灯し、Windows側からは「電源に接続」になっていたものの、実際には9V0.00Aで給電は行われていないようでした。

そして何故かダイソーの700円のPD対応ACアダプタでは12Vで給電されましたが、挙動が不安定で電流も0.2~0.5A程度で不安定で数秒おきに電流計の表示が消える謎現象が起きており、どう考えてもダメでした。

 

逆に手持ちのUSB-PD対応のACアダプタで15V出力に対応したものは任天堂スイッチ不服のACアダプタだけでしたが、こちらは正常に給電できました。

 

ACアダプタやモバイルバッテリーを接続する際には必ず15V出力に対応していることを確認したほうが良さそうです。