【配信機材】avedio links HDMIキャプチャ

今回紹介するものは、すでに半年くらい使っている機材ですが、怪しげな中華HDMIキャプチャです。

 

■商品名に4K HDMIキャプチャと書かれているが・・・

こちらの商品、商品名に思いっきり「4K HDMIキャプチャ」と書かれており、筐体にも4Kのロゴがプリントされていますが、4Kでのキャプチャはできません(笑)

入力信号では4K解像度で入力されますが、キャプチャ画像はフルHDとなります。

まぁ、3000円の中華キャプチャですのでこんなものです。

 

■ゲーム配信者向けのキャプチャ?

こちらのキャプチャの特徴はなんと言っても「スルー出力対応」です。

USBキャプチャの機能としてはHDMI入力の画像をパソコンに送り、配信や録画ソフトで使用する。という機能ですが、スルー出力のないキャプチャだと画像をパソコンで確認することになります。そうすると、画面表示がわずかに遅れて表示されます。

カメラなどをつないで映像を出したりする用途であれば問題はないのですが、ゲーム配信をする場合はその遅れが大きな問題になるのです。

 

そこでスルー出力対応の機能が必要になります。もう1台モニターが必要になりますが、キャプチャから別のモニタに接続してゲーム画面を表示させることができます。これであれば大きな問題になる遅延が軽減され問題なくゲームプレイができるようになります。

地味な機能かもしれませんが、ゲームをプレイしながら配信する人にとっては絶対に必要な機能になります。

 

■マイク・ヘッドホン端子つきだけど・・・

こちらはマイクが接続可能で、HDMIの音声にマイク音声を乗せることができるのですが、こちらは正直使い物になりません。

というのも、マイクレベルの調整ができないので音量の調整ができませんので、あくまでも簡易的にしか使えません。

ただ、PCの場合はHDMIキャプチャの音声とUSBキャプチャの音声を合わせて配信に乗せることができますので、マイクはPCに直接つないだほうがよさそうです。

 

■画質・音質は?

個人的には配信用途で使うのには問題ないと思います。4K入力からのダウンスケールは当方では4Kに対応したゲーム機材がないのでテストはしてませんが、価格から考えると最小限の機能と考えたほうが良いでしょう。

 

■総評

半年ほど使用して、このキャプチャに起因する大きな問題は発生することはありません。マイクミキシング機能がありますが、これに起因するノイズなどの問題も発生していませんので、シンプルなUSBキャプチャとしては優秀ではないでしょうか?