とある事情でほとんどタダに近い条件でシャープの40型テレビ、AQUOS LC-40H40を手に入れました。
40インチで2016年モデルと比較的新しいモデルでしたので・・・・
こちらのモデルは非常にシンプルなモデルで、スマートTV的な機能もない、単機能のテレビです。テレビ等の視聴以外に特に気になる機能はUSB接続のHDDへ録画できる機能あたりでしょうけど、この辺の機能は最近ではごく当たり前の機能ですね。
■まず、第一印象から・・・
まず、接続を行おうと背面パネルを確認すると・・・端子類の少なさに唖然としました。HDMI入力端子は2系統、あとはアナログ入力(コンポジット・D端子の排他利用)が1系統、VGA入力が1系統のみと少な目。正直HDMI端子が2系統というのは今時ちょっと寂しすぎな気がしますが・・・・。
まぁ、このクラスは価格競争の激しいので無理なコストダウンの結果といったところでしょうか?
そして・・・・音声出力端子がありません。アナログ出力も光デジタル出力もなく、音声出力を利用したければARC機能を使うしかなさそうです。ただでさえ少ないHDMI端子なのに・・・・・。
■実際に映像を見てみると・・・
流石シャープだけあり、画質は綺麗です。映画やアニメなどのいくつかのコンテンツを視聴してみましたが、個人的には大満足です。
ただ、音に関してはお世辞にも良いと言えるレベルではなく、小型テレビのようなチープな音でしたので、映画などのコンテンツを楽しむと、画質に対して音質が良くなくがっかりすると思います。
自分は中華サウンドバーを接続し、音をそちらから出力することで解決しました。
■総評
とにかく大画面のテレビが欲しい。ネットコンテンツやゲーム等は利用しないという人向けでしょうか?
ただ、安価であることを考えると、必要に応じてHDMIセレクタやARC対応のオーディオ機器を活用すれば端子数の少なさはカバーすることができます。
実際自分もARCによる音声出力機能付きのHDMIセレクタを利用してその辺の問題は解消しました。
不満点も多いですが、Kakaku.comでこの機種の後継機でもある2T-C40AE1の実売価格を調べてみたところ、なんと5万円台程度でした。
この価格であればこの仕様は納得できるレベルですね。