【中古PC】7年落ちのモバイルノートを買ってみました。

今回、仕事で1台ノートPCが必要になったため、とりあえず1台適当なパソコンが必要になったので、色々探してみたら良さそうなものが見つかったので購入しました。

 

■まず、購入するPCの条件を決める

・予算は中古で3万円以内、できれば2万円前後

・10~12インチ程度のモバイルノー

・スペックはは極端に古くなければ良しとする。具体的にはCeleronN4120以上の性能があればいいかな?

・RAMは8GB(予算内で増設できれば4GBでもOK)

・ストレージは128GB以上のSSDかeMMC。

・USB-PD給電により動作するもの

 

こんな感じのものを考えていましたが、この条件ではUSB-PD給電できるノートは見つからず、とりあえず、今サブ機で使ってるノートを仕事用に回して自宅でサブ機として使うノートで安いものを探すことにしました。

 

ただ、それでも自宅でサブ機として使うにあたって、14インチ以上のノートPCは作業スペースでサブ機として使うのに邪魔になるので、小さめでWebブラウザで動画再生程度が問題なく行えるものであれば充分です。

 

■今回購入したノートPC

今回購入したPCはNECLavie NM、型番がPCGN12S78AAという機種でした。

2017年製の7年落ちのPCで、CPUにはi5-7Y54というものが搭載されています。

こちらは第7世代のCPUではありますがモバイル向けの超低消費電力のCPUのため性能に関してはCeleronN4120あたりと大差なさそうです。

SSDは500GBのものが搭載されていましたが、こちらは標準仕様は256GBか128GBとなっていたため、恐らく後から換装されたものかもしれませんね。

ポート類は最近のPCにしては珍しい背面にポート類が集中してるタイプですね。背面に電源コネクタ、USB3.0×2ポート、HDMI、SDカードスロットとポート類は最小限のものになっていました。

 

■軽くテストしてみます。

まず、正常動作することを確認して軽くベンチマークを回してみることにしました。

まず、私が基準として使っているベンチマークソフト、CenebenchR15で計測してみたところ、スコアは174。私が過去に計測したデータと照らし合わせるとCeleron N4120あたりよりはやや速いようですが、最新のモバイルCPUのIntelN100と比べると40%程度の処理速度でした。今回の用途では問題ないスペックですが、使うアプリによってはだいぶ厳しくなりそうな性能ですね。

 

そして今回このPCをゲームで使う予定はありませんが、ゲーム系のベンチマークも軽くためしてみました。

定番のドラクエXベンチ、720pの最高品質でスコアは772で「普通」との評価でした。

当たり前の話ですが、最新のゲームはかなり厳しいですが、10年以上前の古めのゲームではなんとかプレイ可能ではないでしょうか?

 

■実際に使ってみた。

1週間程度、サブ機として使ってみましたが、使っていてやや遅いと感じることはあるものの、ストレスになるほど重いという事もなく、今回の用途であるWebブラウザ中心の使い方では問題なく使えます。

そして驚いたのはバッテリー。7年落ちのモバイルノートなのでバッテリーでの運用は無理だろうと予測してましたが、ブラウザでの動画再生(ツイキャス配信の視聴)で実測で4~5時間程度は使えます。これくらい使えればバッテリーで運用も問題なさそうです。

古いモデルなのでUSB給電はできませんが、市販のトリガーケーブルを使えばモバイル用途としても充分使えそうですね。

 

本体重量も1kgを切っているので、作業スペースなどでちょっと場所を移動したりするのにも非常に楽でサブ機としては使い勝手は非常にいいですね。

 

■総評

今回の購入価格は約2万円でしたが、2万円にしては充分使えるスペックでした。

ただ、CPUが第7世代なのでぎりぎりWindows11の動作要件を満たしていない機種なので、Windows10のサポート終了後はどうするかはちょっと悩みどころですね。

自己責任にはなりますが、強引にWindows11をインストールしてしまうのも1つの手かとは思いますが、これもリスクがありますのでお勧めできるものではありません。

ただ、今後Windows11非対応の世代の中古PCの相場は下がっていくと予想されますので、その辺のリスクを承知の上で遊ぶのはアリだとは思います。