【モバイル】楽天モバイルのWiFiルーターを1週間がっつり使ってみた。

楽天モバイルの回線をモバイルWiFiルーターで1週間、かなりがっつり使ってみた感想です。

今回の回線の使用目的は主に車のディスプレイオーディオで音楽や動画のストリーミング再生ですが、今回はそれに加え、自宅でノートPC等で割とがっつりと使ってみました。

 

■今現在の使用状況

8月1日から使い始め、8月7日時点で通信容量は約41GB。通信規制がかかるかのテストを行いたかったため、外出先だけではなく、自宅のノートPCでBGM的にYoutubeを再生させたり、ツイキャス配信の視聴、容量の大きなスマホゲームのダウンロードなど、大容量の通信を敢えて行いました。

 

■まず、エリアに関しての話

エリアに関しては概ね問題なさそうな感じで車を走らせながら動画再生をしていても、通信速度の問題で途切れたりすることは皆無といっていいレベルで少なかったです。

ただ、楽天モバイルは基本的に1.8Ghz帯の電波なので、障害物に弱いという欠点があり、800Mhz帯を併用してる他キャリアと比べて電波が弱く特に上りの通信速度が落ちる場所が多くあります。

実際、私の自宅では下りは20Mbps弱出ていますが、上りは1Mbpsを下回ることが多いです。

特に室内での利用をメインと考えてる人は注意が必要ですね。

 

■回線品質の話

回線品質は比較的安定していて、私がスマホで使ってるドコモ回線と比べると通信速度は遅い傾向はありますが、概ね20Mbps~40Mbps程度の通信速度は確保されているな感じで、特に回線が重くなりがちな昼休みの時間帯も安定して使えました。

ただ、欠点としてはエリアの話でも書きましたが、楽天モバイルは基本的に1.8Ghz帯の電波のみを使っており、パートナー回線でカバーしてるエリアのみ800Mhz帯を使っているとの事でした。

この1.8Ghzの電波の性質上、屋内での通信速度の低下は起きやすいのでその辺は要注意です。

 

■速度規制の検証

1日2~4GB程度を使い続けていましたが、速度規制とみられる通信速度の低下はみられませんでした。また、通信料金が最大になる20GBを超えたあたりで何らかの変化があるのでは?という疑問がありましたので、20GBを超えた時点で10GB弱の大容量のスマホゲームのダウンロードを行いましたが、その後も通信規制とみられるような挙動はみられませんでした。

これだけ意図的に大容量の通信をしても大丈夫という事は安心して使って良さそうですね。

 

■総評

今回、私が使ってみて、屋外(特にクルマの中)で使用する分には回線品質が気になることはありませんでした。

確かにベンチマークではドコモのほうが通信速度が速いケースが多かったのですが、楽天モバイルの速度も必要充分な速度は確保されていますので、実際に使ってみて遅いと感じることはほとんどありませんでした。

 

ただ、今回は屋外使用がメインのモバイルWiFiルーターで運用しましたが、屋内で使うことも多いスマホでの運用はちょっと不満が出る可能性はあると思います。