今回買ったものはXiaomiのスマートウォッチ、Redmi Smart Band 2という機種を買いました。価格が3000円台で安価で今まで使っているスマートウォッチと比べて画面が大きめで使いやすそうなので購入しました。
■どんな商品？
今回はAmazonタイムセールで税込み3992円という価格で購入したものです。タイムセールが終わった2023年6月9日時点でも20%引きのこの価格で購入できるようです。
Amazonでの通常時の価格は4999円ですが、機能や信頼性を考えるとこれでもかなりコスパは良いと思います。
■スマートウォッチって3000円くらいで買えるのは多いけど・・・
最近はネット通販だけではなく、ゲオやスリコのものが話題になってますが、その他にドンキやホームセンターなどで当たり前のように中華メーカー製のスマートウォッチが3000円前後で売られているものは珍しくはないですが、正直、あまり聞いたことないメーカーや格安中華メーカー製の輸入を専門としているようなところの製品では、各種センサの精度が怪しく、脈拍や睡眠時間などの数値が不正確なものが多く、中には乱数で適当な数値を表示しているだけというとんでもない製品もありました。
また、専用で使うアプリも品質が悪いものが多く、接続の安定性が悪く、スマホが近くにあるのに気づくと接続が切れてる・・・なんてのも当たり前だったりします。
そこで今回、スマートウォッチやデジタルガジェットでは実績のあるXiaomiのスマートウォッチが税込みで3992円でしたので購入してみました。
■外観チェック
外観は縦長な1.47インチの液晶を搭載したタイプで、同じXiaomiのスマートバンドシリーズよりも画面は大きめとなっています。
それ以外はいたってシンプルな外観です。
充電端子は一般的なマグネットで取り付けるタイプのピン接点のケーブルです。このケーブル、同一メーカーでも機種が違うと形状が違ったりすので、そろそろ統一規格を作って貰いたいものですね。
■機能チェック
機能的にはこのクラスのスマートウォッチとしては標準的な活動量（脈拍・歩数）計測、睡眠モニター、ワークアウト計測、スマホの通知表示機能、天気予報の表示などと必用充分な機能を網羅しています。
画面はAppleWatchを意識してると思えるところがいくつか見られますが、スマートウォッチ単体で表示できる情報量も多く、文字も小さすぎて見づらいこともありませんでした。
また、通知表示機能は必要なアプリだけ選択して表示させることができます。3000円クラスのスマートウォッチはこの辺の機能が不十分なものが多いのでこれは有りがたいです。
■各種センサの精度は？
脈拍や万歩計、睡眠モニタに関しては他の機器と比較が難しいもので、評価は難しいところですが、1週間程度使って数値がおかしいと感じるようなことはありませんでした。但し、脈拍の24時間モニタリングでは測定頻度が低めなのは若干気になるところですが、精度自体がおかしいという事は無さそうです。
また、機種によって精度の差が大きな睡眠モニタリングも精度はかなり高そうで、布団に入ってからなかなか寝付けずにいたような時でもちゃんと眠りについたと思われる時刻が就寝時刻として記録されておりました。
■画面の見やすさは・・・
自分はド近眼と年齢のせいで前のスマートウォッチでは通知などの細かい文字がかなり読みにくかったのですが、今回のものは個人的にはぎりぎりちゃんと読める文字サイズが確保されてて見やすかったですね。
画面輝度は今まで使ってた同じシャオミのスマートバンド5と比べると若干暗く感じますが、屋外でも充分見やすい輝度は確保されており、とくに気になるようなものではありませんでした。
■バッテリーの持ちは？
自分の設定では24時間脈拍モニタリングや睡眠モニタなどの機能はオンの状態で使用してますが、ほぼ同じ使い方で使ってたシャオミ・スマートバンド5では6日程度使用できたのに対し、こちらは半分の3日程度でした。使い方次第では2週間程度持つようなのですが、実際に使ってみると想像よりバッテリーの持ちが悪く、この点は残念ポイントですね。
■総評
3000円台のスマートウォッチとしては非常に完成度が高く、特段高機能という訳ではないですが、日常的に必要な機能は網羅しているので低価格帯のスマートウォッチとしてはかなりの完成度だとは思います。
また、各種ネット通販サイトを見ると税込み4000円前後で販売されてるのはそれほど珍しいことではないようなので、評価や品質がはっきりりない3000円クラスの怪しい中華メーカー製の機種を買うのであれば数百円だけ足してこちらを買うべきだと思います。
