【雑記】車載用Android端末、AI BOX  DAIB001Aをしばらく使ってみました

AI BOX端末を使い始めて3日が経過しました。

とりあえず使い始めてメリット・デメリットを色々書いていきたいと思います。

 

■こんな人には不向きです!

YoutubeやAmzonプライムビデオ等の映像コンテンツの視聴が主目的であれば車両のHDMI端子にAndroidTVやGoogleTV等のスティック型端末を接続して使うほうが良いと思います。タッチパネルは使えませんが、リモコン操作のみで快適に操作できますので動画再生では不便だと感じたことはありません。

ただ、音楽再生に関しては操作性がいまいちだったり、文字がこまかく判読が難しいこともあったりと意外と不便でした。

 

また、音楽や動画などの再生はカーオーディオ本体の機能を利用してカーナビ機能だけを使いたい場合は対応車種であればAndroidAutoやCarPlayが一番使い勝手が良いと思います。

 

■AI BOXの一番のメリットは何か?

個人的には一番のメリットはほどんどのAndroidアプリをそのまま利用できる点でしょうか。例えば、映像コンテンツ系のアプリであればAndroidTV系の端末で使える視聴アプリは出そろってますが、音楽系は対応アプリが出てたとしても使いにくかったりします。

また、ホーム画面アプリ等を変更してカスタマイズすることもできますので、ホーム画面自体を自分好みにカスタマイズして遊べる点でしょうか?

例えばこのようにスマホライクな画面にもできますし、ウイジェットを活用して様々な情報を表示するなんて事も可能です。

あとはホーム画面アプリの中には車載利用を前提としたデザイン重視のものもあったりとカスタマイズの幅が非常に広いのは楽しいところです。

 

■しかし、不満点も・・・

個人的に不満な点はエンジンを切って再始動したときは、完全に再起動の状態になってしますので、コンテンツの再生の再開は手動で行う必要があります。

この辺は個人的には大きな手間ではないと感じてますが、一番大きいのはナビアプリの使用時です。エンジンを切って、再始動したときにほとんどのナビアプリでは目的地設定をやりなおさなくてはいけません。例えばガソリンの給油やコンビニに立ち寄ったりするたびに目的地再設定しなくてはいけないから不便ですよね。

ただ、トヨタ製の無料ナビプリ「moviLink」はアプリ自体は手動で起動する必要がありますが、自動的に案内を再開してくれるのは有難いです。

 

■総評

今までいろいろとディスプレイオーディオの活用方法を試してきましたが、個人的はAI BOXに関しては様々な活用法がありますが、ベースとなってるAndroidOS自体や各種アプリが車載運用を前提にしたものにはなっていないので、細かい点で問題が出ることもありますので、その辺は要注意です。

冒頭でも書きましたが、AndroidAutoやCaplay対応のカーオーディオでナビを主体で利用するのであれば、普通にスマホを繋げて使うのが簡単で低コストなのでお勧めです。

ただし、こちらの場合は安全上の理由により動画コンテンツは非対応、音楽再生も音声認識を基本に最小限の機能しか実装されてないので不便な点も多いです。

 

逆に映像コンテンツの再生に絞るのであればAndroidTV等のスティック型端末の活用するのが個人的には使い勝手は良いと思います。

 

特にAI BOXの導入に関しては用途を良く検討して、メリット、デメリットをよく把握した上で導入しないと後悔すると思います。