先日、持ち出し用のノートPCが壊れて仕方なく中古ノートPCを購入したのですが、こちらをしばらく使ってみた感想を軽く書いてみます
■スペック紹介
14.1インチFHD液晶 CeleronN4000(2コア2スレッド）、RAM4GB、eMMC64GB、Win10Proという構成です。安物ノートによくありがちな構成ですね（笑）
メモリは増設できませんが、ストレージはSATA仕様のM.2SSDが増設できます。
そして持ち出し用のノートとしては重要な重量は1.28kgと14.1インチとしてはかなり軽量なのは有難いです。
ポート類はUSBポートがTypeA×２+TypeC×１。あとはミニHDMI、イヤホン端子、マイクロSDスロットと最小限のものになっています。
■電源回りが素晴らしい・・・
電源供給がUSB PDを基本としているのでPD対応のモバイルバッテリーでも運用できます。こちらが今回購入した理由で18W以上のPDに対応した電源なら稼働できるようです。付属のACアダプタは45Wですが、手持ちの20Wのモバイルバッテリーでも使用しながらでも充電ができているので、充電時間を気にしないのであれば、外出時は付属のACアダプタではなくコンパクトな２０W～３０W程度のPD対応ACアダプタを持ち出す。なんて使い方もできますね。
本体バッテリーの持ちはYoutubeの連続視聴で4時間弱といったところで、このクラスとしては標準的なものですが、個人的には充分な容量ですね。
■実際の使用感は？
正直、スペックが2コア2スレッドのCeleron、メモリが4GBと期待はしていませんでしたが、実際に使ってみると軽いとは言えないものの、ブラウザ中心の利用ではそれほどストレスを感じることもなく利用できるレベルです。
特にWindows10ではメモリの少ない環境ではメモリを圧縮して運用してくれるので、多少CPU負担は増えるものの、Officeアプリやブラウザで軽めの利用であればほとんど問題なく使えます。
■ゲームを試してみる！？
ベンチマークで計測すると、古めのソフトでドラクエ１０ベンチでは画質を軽量に設定すればそこそこしっかりと動いていますので、古めの3Dゲームなら何とか動きそうな感じです。
また、エミュレータも意外としっかり動いてくれており、PS1エミュレーター程度であれば実機と遜色ないレベルで動作します。
■総評
今回は外出先でブラウザやメール、Officeアプリの利用を中心とした使い方で、性能よりも軽くてバッテリーが持って安いもの。という条件はばっちり満たしております。
20000mAhのPD対応モバイルバッテリーとの組み合わせでは10時間以上の連続運用も余裕でこなしてくれるのでバッテリーの心配をせずに運用できます。
このような低スペック機でもメイン機としてはちょっと厳しいですが、用途を限定した使い方であれば意外とちゃんと使えるものですね。
