【百均グッズ】ダイソーで32GB USBの性能を検証してみました。

前回、ダイソーの32GB USBメモリを購入し、ベンチマークを計測して予想以上に低い性能が出ましたが、実運用ではどうなんだろう?という疑問が湧きましたので実際に試してみました。

 

■計測条件

計測条件はファイルサイズ500KB~1MB程度の画像ファイルが合計2,.2GB程度入ったフォルダをノートPCのeMMCからコピーを行い所要時間を計測しました。

 

■測定結果

まず、測定結果から・・・

ダイソー32GB 12分55秒

サンディスク 19分21秒

まさかのサンディスク製がダイソーに惨敗!?サンディスクも某PCショップで680円で購入したものなので、価格帯は同じですがちょっとびっくりです。

 

そして次は同じダイソーのマイクロSDカードとの比較を行いました。マイクロSDカードはカードリーダーの性能差も出ますので、USB3.0対応のグリーンハウス製のカードリーダーとセリアで購入した110円のカードリーダーを使ってみました。

その結果・・・・

ダイソー32MBマイクロSD+USB3.0カードリーダー 5分17秒

ダイソー32MBマイクロSD+セリアカードリーダー 6分24秒

 

予想以上の速度でセリアのカードリーダーを使用してもUSBメモリの半分以下の転送速度でコピーすることができました。

そして、書き込み速度ではUSB3.0のカードリーダーとの差は極端に差はつかないようです。

 

■総評

検証サンプルが少ないので、確実な結果とは言えませんが、結果としては低価格帯のUSBメモリは大手メーカー製も含めて非常に遅いようです。

恐らく、SDカードは規格でスピードクラスの設定されているので、ある程度の速度の出るフラッシュメモリを使ってるのに対し、USBに関しては規格で速度に関する規定がないので最低限のクラスのフラッシュメモリを使用してるものと推測できます。

 

USBメモリを購入する場合はUSB3.0対応表記のある高速なものを購入するか、予算に限りがある場合は同価格帯のマイクロSDカードのほうが性能は良さそうです。