先日、何気なく立ち寄ったダイソーで怪しげなパッケージのマイクロSDカードが売られていました。
見る限り怪しげなパッケージでブランド名は「SmartBuy」というロゴが書いてあるのみで、製造元などの会社名は記載はなく怪しさ満点です(笑)
背面には「商品サポートセンター」と書かれて電話番号と住所が記載されていましたが、住所を検索すると住宅街の画像で近辺に事務所や倉庫らしいものは見当たりませんでした。
■とりあえずベンチマーク。
外観は怪しさ満点ですが、中身の性能はどうなのでしょう。早速ベンチマークを計測してみます。
おや?なかなか悪くない!?今回の測定結果だけでは分かりにくいので、同じダイソーのHIDISCブランドのものも計測してみます。
比べてみるとシーケンシャルリードについては大きな差はありませんが、ランダムリードや書き込み全般については今回のSmartBuyのほうが高速なようです。
実際にWindows環境でファイルコピー速度を測定してみました。容量は200MBと少ないですがファイル数が1500個の大量の小さなファイルの速度をコピーしてみました。
今回のSmartBuyのものは31秒、HIDISC製のものは52秒と大きな差がでました。
■総評
信頼性という面では長期に渡って使用してみないとわかりませんが、単純に速度の比較だけであれば今回のSmartBuyのほうが高性能でした。
個人的に信頼性が要求される用途では不安な面もありますが、一時的なデータの受け渡しや、ゲームソフト等、破損しても再ダウンロードが可能なデータの保存場所としては悪くないのではないでしょうか?