【雑記】ファミコン40周年!今ファミコンで遊ぶ手段をまとめてみた。

初代ファミコンの発売日の1983年7月15日からあと数日で40年なんですね。

という事でファミコンに関する記事を書いてみようかなぁ・・・と思い、今ファミコンんを遊ぶのであればどんな手段があるのかまとめてみました。

 

■初代ファミリーコンピュータ

ファミコンの赤と白色は安価だから」というのはガセネタだった 真実は…… - 記事詳細|Infoseekニュース

オススメ度:★★☆☆☆

中古市場よく見かけるのはこのタイプですね。1983年発売から93年のAV仕様ファミコンの発売まで10年間、細かいマイナーチェンジはあるものの、ほとんど同じ仕様で販売されていました。

当時最も使われていた機種なので、基本的にソフトは全て動作し、周辺機器もほとんど使えますが、テレビとの接続がRF接続というアンテナ線に割り込ませて繋ぐ方式なので、現在のテレビやモニターへの接続はそのままではできないという難点があります。

接続にはアナログチューナー搭載のテレビやレコーダーなどを用意する必要があり、ある程度知識も必要になるので、「今遊ぶ」という点ではオススメ度は低めですね。

 

ただ、市場への流通量は非常に多いので、中古市場で多く見かけ、価格もジャンク品で1000円以下で売られていることも珍しくありません。

 

AV仕様ファミリーコンピュータ

ファミリーコンピュータ - Wikipedia

オススメ度:★★★★★

1993年に発売されたこの機種は映像出力がRF接続からビデオ出力に変更され、コントローラーの形状が変更され、本体直付けから脱着可能なコネクタに変更されています。

ビデオ出力なので、現在のテレビへの接続もほぼ問題なく、ビデオ入力がないテレビでもHDMI変換機なども安価なものが出ておりますので、敷居は低めです。

ただ、後継機のスーパーファミコン全盛期に発売された事もあり、出荷台数は少なく、中古市場では1~2万円程度とやや高めですが、任天堂純正のハードということもあり、互換性の面も問題なくオススメ度は高いです。

 

■シャープ ツインファミコン

ツインファミコン - Wikipedia

オススメ度:★★★★☆

シャープから発売されていたファミコン互換機で当時人気だったディスクシステムを一体化したハードです。互換機とはいえ任天堂公認のハードですので互換性の面では任天堂ファミコンと同等と言えます。

ただ、ディスクシステム部は整備品などでなければ高い確率で故障している事が多く、また音声が小さい等の不具合を抱えた個体も多いようなので、購入時なその辺をよく確認したほうがいいと思います。

出荷台数も初代ファミコンほどではないですが、そこそこ多く、中古市場はジャンク品では5000円程度、動作品では2万円以上で売られることが多いようです。

 

■各種ファミコン互換機

Amazon | FC互換ゲーム機 ふぁみ魂家郎 VOL.7 (ファミコンカラー) | 本体・周辺機器

オススメ度:★★☆☆☆

中古ショップやレトロゲームショップ、ディスカウントショップ等でよく見かけるファミコン互換機で、種類も様々なものがあります。

中には音がまともに鳴らないような機種もあったりと問題の多い機種も多いので個人的にはオススメできません。

この辺の機種は非公式で作られており、ほとんどのものは海外版ファミコンNESの互換機向けのチップを使われているので、一部のソフトでは拡張音源がならないという問題があります。

また、純正ファミコン互換のエキスパンド端子が無いものがほとんどなので、周辺機器の接続についてはまず使えないと言って良いでしょう。

ただ、中古市場では1000円前後で売られていることも多く、中古市場でもジャンク扱いでよく見かけるので入手難易度はかなり低いですね。

 

ただ、最近は質の良いものも出てきているようなので、購入するのであれば事前によく確認してから選ぶようにしましょう。

 

■レトロフリーク

レトロフリーク(レトロゲーム互換機)(コントローラーアダプターセット)

 

オススメ度:★★★★★

レトロゲーム界ではおなじみのサイバーガジェットのレトロフリーク。こちらはエミュレーターベースの互換機でありながらROMカセットを挿入して遊べるエミュ互換機です。

エミュレーターなので、一部実機との動作が異なることもあるようですが、殆どのソフトでは実機と同じように動作して、オプションのコントローラーアダプタを経由するとエキスパンド端子のコントローラーや一部周辺機器が使えます。

他に一般的なUSB接続のコントローラーも対応しており、使い慣れたコントローラーを繋いで使うこともできるのも嬉しいところですね。

また、新しい製品ですので、テレビとの接続もHDMI接続ですので、画質も利便性も良いので、オススメ度も高いです。

 

ただ、現在はメーカー生産完了となっているようで、中古市場価格は2~3万円と高めではありますが、ファミコン以外でも主要な8/16ビット世代のレトロゲームが遊べるので、幅広いレトロゲームで遊びたいのであればオススメです。

 

■ROMダンパ+エミュレータ

オススメ度:★☆☆☆☆

こちらはそのまま遊ぶためのハードではないのですが、ファミコンのソフトを遊ぶ手段のひとつとして掲載しておきます。

こちらはパソコンとUSB接続で繋ぐ基板でファミコンのROMカセットの内容をパソコン上に取り込む機器で、こちらを使えば各種エミュレーター等との組み合わせでファミコンのROMカセットを遊ぶためのものになっています。

価格は8000円程度ですが、こちらを使うのにはパソコンやファミコンエミュレータに関する知識が必須となるため、誰にでも気軽に使える種類のものではないですが、ROMカセットをパソコンで扱えるデータ化すればパソコンやスマホ、一部エミュレータ互換機などの幅広い環境で遊べるので、知識のある方にはオススメです。

 

ただ誰にでも扱えるものではないのでオススメ度は1とさせていただきました。

 

■総評

ファミコンのソフトで遊ぶ方法が非常に多岐にわたります。個人的には今遊ぶのであれば、レトロフリークなどの実機ROMが使えるエミュレーター互換機がオススメですが、はやり当時の実機というのも捨てがたいところですよね。

最近レトロゲームの価格は高騰しておりますが、他のハードのように極端に高いことはなさそうですし、ソフト自体も当時の人気作なんかは中古市場に大量に出回ってることもあり、1000円以下で買える人気作も多いので、興味がある人は一度中古ショップに出向いてみてはいかがでしょうか?