今更・・・ですが先日、中古ショップでジャンクのレトロフリークが売られていたので買ってみました。コントローラーアダプタ、カートリッジアダプターが付属した付属品完品のジャンクでした。(カードリッジアダプタに実働には問題が無いレベルのピン曲がりがあるためジャンクでした)
こちらの写真はカートリッジアダプタですが、こちらに本体が内蔵されており、本体のみ取り外して使うこともできます。
■そもそもレトロフリークとは?
パッケージには11種類のハードに対応したゲームハードと記載がありますが、こちらは国内版と海外版を別カウントとしているので、国内で流通していたハードではファミコン、スーパーファミコン、ゲームボーイ、ゲームボーイカラー、GBアドバンス、メガドライブ、PCエンジン、PCエンジンスーパーグラフィックの8機種対応となってます。
更に入手困難かとは思いますがメガアダプタSG-1000やセガマーク3にも対応できます。
こちらはカートリッジアダプタを通し、実機のカートリッジを使用し、内蔵メモリかマイクロSDカードにゲームをインストールして遊ぶことができるのが特徴です。
■使用前の準備。
まず、使用する前に本体メモリの容量が少なめなのでマイクロSDを用意する必要があります。注意が必要なのはマイクロSDは最大32GBまでしか対応していませんので、32GB以下のものを用意してください。
レトロフリークで扱うゲームは容量が小さなものばかりで、一部GBAソフトで32Mバイトのものもありますが、ほとんどは数十キロバイトから数メガバイト程度なので2GBや4GBなどの小容量のもでも充分すぎるくらいです。
本体メモリにゲームをインストールすることもできますが、本体ファームウェアアップデートなどでも使用するので必須アイテムといっていいでしょう。
そしてファームウェアのアップデートもしておきます。自分が入手した個体はファームウェアがV1.0と最初期のバージョンでしたので、こちらはそのままの状態では最新版へのアップデートができないようで、まず一端V1.5へアップデートを行い、それから最新ファームへのアップデートが必要でした。この辺に関しては公式サポートページに詳しく記載されています。
あとは付属のコントローラーとHDMIケーブルでTV等と接続するだけで準備完了です。
キーアサインの設定は必要ですが市販のUSBコントローラーも使用できます。
■実際にゲームをインストールしてみる
まず、こちらは実機と異なり、電源を入れて、電源が入った状態でカートリッジをセットします。実機では電源が入った状態でのカートリッジ抜き差しは御法度なので、実機で遊んでた人には違和感ありますよね。
ガートリッジを挿入するとゲームタイトルが表示され、画面の表示に従い操作すれば一瞬(16ビット世代のソフトは数秒)でインストールが完了します。
その際に注意事項があります。
中古カートリッジは発売から数十年経過しているものですので、必ず端子を綿棒とアルコール等で清掃してから挿入してください。
汚れたカートリッジをそのまま挿入するとカートリッジスロットが破損する危険があります。
■実際にゲームでんでみる
実際にファミコン・PCエンジン・メガドライブなどを中心にいくつかのゲームで遊んでみましたが実機と遜色ない動作でした。私の試した範囲では手持ちのソフトは一通り動作できたようですが、一部動作しないものもるようです。
なお、公式で把握してる動作しないソフトはメーカーWebサイトにまとめられています。
セーブデータもマイクロSDに保存されるので、バックアップメモリが搭載されたゲームも安心して遊べるのは嬉しいですね。
■総評
現在、公式サイトでは販売されておらず、入手するのは流通在庫や中古品を狙う必要があり中古相場が高めで、中には定価の23,000円(税別)より高い価格で販売されているケースも見受けられますが、レトロフリークは定期的に再販されているようなので、再販を待ってみるというのも手かもしれませんね。
レトロゲームを遊ぶのに23000円はちょっと高いようにも感じますが、主要なハードのゲームソフトを安定したエミュレータ環境で遊べるメリットは大きいので個人的にはお勧めです。