【レトロゲーム】1980円のファミコン互換機を買ってみました。

先日、ゲオで1980円(税別)でファミコン互換機が売られていたので買ってみました。

 

■外観と付属品チェック

まず、本体外観ですが、ファミコン互換機にありがちなチープな感じの本体です。端子類は背面にコンポジット出力と電源入力。前面にはコントローラー接続用のd-sub9ピンのコントローラー端子があります。

昔からのレトロゲーマーであればATARI規格のコントーラー端子かと思われる人も居るかもしれませんが、端子は同じですがそれ以外はまったくの別物との事です。

電源はパッケージにはUSB電源と書かれていますが、本体側は普通の丸形のACアダプタ端子でマイクロUSBなどの汎用ケーブルが使える仕様ではないのが残念なところです。

 

■怪しい!?内蔵ソフト118本!?

内蔵ソフトは118本で細かくは確認しておりませんが、自分が見た範囲では市販ソフトのコピーやキャラ替えのようなものではなく、あまり見かけないゲームですので、権利面ではアウトではないのでしょうか?これはちょっと謎です。

マニュアルには118本のソフトの簡単な紹介が書かれています。

 

ファミコンソフトはちゃんと動く?

手持ちのファミコンソフトを何本かためしてみましたが、グラッフィクや音声などは実機同様、正常に出力されていました。今回はためしていませんが、拡張音源が搭載されたソフトに関しては恐らく内蔵音源しか鳴らないと思います。

他にネット上の情報を見ると一部動作しないソフトもあるようですが、今回試したソフトは問題なく動作しました。

また、ファミリーベーシックハイパーオリンピック等、エキスパンドコネクタに繋ぐ周辺機器が必須のソフトに関しては端子がないので起動できたとしても使用することはできません。

 

ディスクシステムは動作するのか?

ディスクシステムに関してはRAMアダプタ自体は取り付け可能ですが、互換機ではよくある症状の「バッテリーエラー」が出てしまい起動できませんでした。

 

■総評

今回の互換機は音がおかしい等の互換機にありがちな問題は、私がためした範囲では確認されず、概ね良好に動作していました。

現在ファミコン本体の中古市場が非常に高いため、ちょっと試してみたいけど・・・という人たちにはちょっと手が届きにくいのが実情です。

初代ファミコンであれば中古で安価に出回ってることが多いですが、こちらはRF接続という接続方式で、アナログチューナーを搭載している古いテレビを用意するか、古いビデオデッキを用意して変換機として使う方法もありますが、こちらもなかなか難易度は高いので、オススメはできません。

 

それに対して今回の互換機は一部動作しないソフトがあったり、エキスパンド端子を使う周辺機器が繋がらない等の問題はありますが、殆どのゲームは問題なく遊べるので、ファミコンをちょっと遊んでみたい人にはちょうど良いのではないのでしょうか?