先日、出先でふと立ち寄った100円ショップ「ワッツ」で700円で電動ドライバーが売られてたので買ってみました。
最近、よく見かける手回しドライバータイプの電動ドライバーです。ホームセンターなんかでは3000円程度で売られてますので愛用されてる人も多いのではないでしょうか?
■開梱して第一印象
開梱してまず感じるのは大きいということですね。単三電池4本を使うのである程度は仕方ありませんが、自分が普段愛用しているSK11というメーカーのものと比べると一目瞭然です。
重量もSK11のものは163gに対し、今回購入したものは273g(実測値)とかなり重たいのは気になるところですが、この辺は仕方ないところでしょう。
■付属ビットは?
このようなタイプのものが11種類付属しています。極端に短いタイプですので、奥まったところにある作業には向きません。
取り付け部はロック機構はなくマグネットによる吸着のみとなりますが、一般的な電動ドライバーのビットも取り付けられます。
ただ、両端が頭になっているタイプですとマグネットと接触する面積が少ないため、しっかりと吸着しませんが、何とか使えるレベルですね。
■実際に使ってみると・・・
いざ使おうとして気になったのが、動作ボタンが右回りのボタンと左回りのボタンの区別がわかりにくいです
このようなボタンが右回りと左回りが180度反対側に付いているので、よく見ないと判別がつきません。これがこのドライバーの最大の欠点ですね。
それ以外は意外と不満はなく使えます。安価な工具だと締め付けるトルクが弱いものが多いですが、こちらは普段愛用してるSK11とそれほど差はないように感じました。
この点は素晴らしいですね。締め付ける能力に関しては3000円程度のものと大差ないのですから!
■総評
見た目が安っぽかったり、細かい部分で使いにくい面もありますが、一般的な製品が3000円前後することを考えれば1/4以下の価格ですからある程度は仕方ないでしょう。
ただ、一番大事な締め付ける能力(トルク)に関しては3000円程度の製品と遜色ないレベルなのは正直驚きました。
使いやすいのは愛用しているSK11のほうが良いですが、バッテリー内蔵の充電式なので電池が切れてしまうと充電に時間がかかりますので、そのようなときの予備機としては充分に使えるレベルですので、工具箱の中に入れておくことにします。