先日、別の買い物で行ったイオンモールでサンスイ製の一時期話題になったBuletooth搭載のラジカセが3000円でしたので衝動買いしました。
正直、以前からこれは気になっていましたが、ちょっと高いかなぁ・・・と思ってスルーしていたのですが、展示品処分とは言え3000円の破格のお値段で売られていたので買ってみました。
■買った商品はこちら
ドウシシャから発売されていたサンスイブランドのラジカセですね。発売直後は8000円程度で売られていたものが展示品処分で3000円でした。
スペック的にはFM/AM、Buletoothレシーバー、カセット、USB/SD再生ができるラジカセですね。見た目も80年代によく見かけたデザインにそっくりです。
また、電源は通常のメガネケーブルで直接100Vを入力できる他、単1電池4本でも稼働できます。
■音質チェック
オーディオ機器ですので、まず音質から・・・・ですが、なかなか懐かしい音がします。上面パネルに低音ブーストのボリュームがありますが、こちらを少し大きめの位置にすると、昔のラジカセに近いサウンドになった感じがします。
内蔵アンプが0,8W×2chで大音量を出すと音が盛大に歪みますが、ラジカセの本来の使い方ですが、BGM的に聴くのには悪くないと思います。
■デジタルメディア対応は?
冒頭に書いた通り、BuletoothとUSBメモリやSDカードの音楽を再生できます。
USB/SD再生機能はおまけ程度の機能で、ボタンも再生、曲スキップ、戻しの3ボタンしかなく、大量の曲を入れた場合、目的の曲を探すのは困難です。
また、USB/SDへ録音する機能は搭載していないようです。
Buletoothは上部パネルのソース切り替えスイッチを操作するだけで待機状態になり、一般的なBuletoothスピーカーと同じように使えます。
この状態でカセット部を録音状態にするとそのままBuletoothで飛ばした音をカセットテープに録音することもできます。
■FM/AMチューナー機能
FM/AMチューナーは一般的なアナログチューナーですが、チューニングノブが大きめでチューニング操作は非常に使いやすいです。
感度は特段良いわけでもなく、ごく一般的なラジオの性能でした。
強いて言うのであれば、FMにステレオ/モノラル切り替えスイッチがあれば良かったのですが、これは少し残念なところです。
■カセットデッキ部
まぁ、今のメカ部なので正直期待できるものではないですが、内蔵スピーカーで聴く限りでは音質については気にならないレベルで、ワウフラや再生速度の誤差も内蔵スピーカーで聴く限りではほとんど気になりませんでした。
ただ、録音に関してはノイズが盛大に入り、音質はお世辞にも良いと言えるレベルではありませんでした。録音機能を目当てでこのラジカセを買ったのであれば確実に後悔するレベルですね。
■総評
音質や操作性も含めて80年代のラジカセを再現してくれていて、それに加えてBuletoothスピーカーとしても使えるにので、個人的には悪くない1台とは思います。
ただ、全体的に完成度が高いだけあり、カセットテープへの録音品質の悪さだけが残念ポイントでした。