先日立ち寄ったキャン★ドゥでUSBメモリとマイクロSDカードが売っていたので買ってみました。
容量はそれぞれ16GBで価格は500円(税別)
USBメモリのほうはUSB2.0仕様。マイクロSDのほうはUHS-1規格。速度のほうは期待できそうにはないですかね。ただ、低価格帯のマイクロSDでは省略されがちなSDカードアダプタもちゃんと付属するのは有難いかもしれません。
■早速、速度を計測してみます。
まず、マイクロSDを計測してみます。計測には定番のCrystalDiskMarkを使用します。
なんだこれは・・・!!!???となりましたね。
読み出し速度はまぁこんなものだと思いますが書き込みが激遅。特にランダム書き込み0.05MB/sと通常ではまずお目に掛れない速度をたたき出してくれました。
まぁ、このソフトのランダム書き込みは極端な条件なので、通常使用でここまで速度が落ちることはないと思いますが、ちょっと不安になる速度ですね。
続いてUSBメモリのほうも同じように計測します。
ふぁ!!!!!????
読み出し速度がマイクロSDの半分程度、ランダム書き込みはまさかの0.00MB/S。未測定や測定エラーが出てるわけでもなく、普通に結果がこの数値です。こりゃ凄い。
小さなファイルを大量に書き込む場合は最悪1秒間に数キロバイトしか書き込めないこともあり得るようです。これは面白い結果をたたき出してくれました(笑)
■総評
テストした範囲ではエラーなどは出ず、問題なく利用できてはいますが、正直このベンチマーク結果は不安ですね。特に書き込み速度が低く、ランダム書き込みの性能が信じられないレベルで低いので、信頼性という面では不安ですね。
使えない訳ではないですが、デジカメやビデオカメラ、PCMレコーダー等、消失しては困るようなデータを扱うような用途やパソコンの作業用ストレージなど、書き換えが頻繁に行われる用途、長期間入れたまま使用することが多いスマホやドラレコなどでの利用は避けたほうが良さそうですね。
逆に読み出し速度は問題ないので、一時的なデータの受け渡しや一時的に使うOS等インストールメディア作成、オーディオ機器で再生するために音楽データの格納用にはちょうどいいかもしれませんね。
間違えても出先でSDカードが必要になってキャン★ドゥに駆け込んで調達なんてことはやめましょう。コンビニ等でも国内メーカーの16GB程度のSDカードであれば1000円程度で売られてますから。