今回はハードオフで売られていたラジオ、AudioCommのRAD-F830Zです。
こちら、見た目は変哲のないラジオですが、マイクロSDに録音のできるラジオになっています。前からちょっと気になっていましたが、ハードオフで新品1500円という価格で売られていたので購入してみました。
■このラジオの特徴は・・・
見た目はごく普通のラジオですが、録音機能が備わっており、ラジオ放送や内蔵マイクでの録音ができるラジオです。他にMP3ファイルの再生もサポートされているようです
それ以外のところは何の変哲もないラジオですかねぇ・・・。
■実際に軽く触ってみた感想
まず電源を入れて最初に驚いたのは液晶にバックライトがついている点ですね。電池を入れてまず最初に驚きました。
ただ、問題はチューニング操作がやりにくい点ですね。
ボタンが小さめなのは仕方ないですが、特に周波数スキャン動作を止める操作がワンテンポ遅れて反応するので周波数が非常に合わせづらいです。スキャン動作で止まるのは電波が強力な局だけすので、この仕様はラジオとしてはちょっと使いにくですね。
ボリュームはアナログな可変抵抗のボリュームですが、仕組みがわかりませんが音量操作時に音量が液晶画面に数値で表示されます。
バックライトや音量表示などはいいのですが、肝心のラジオとしての一番大事なチューニング操作がやりにくいのは残念なところですね。
■感度は?
感度に関してはこの手のラジオとしてはまぁ良いほうではないでしょうか?FMはイヤホンコードをアンテナとして使用するタイプですので、工夫次第ではけっこう何とかなりそうですね。
また、イヤホン端子はFMアンテナとして使用することを前提としていますので、背面の切り替えスイッチでイヤホン接続時もスピーカーから音を出すことはできます。
■録音機能は?
録音はラジオ受信中に録音ボタンを押すだけで録音が始まります。録音機能はシンプルで128kbpsのMP3で録音される仕様で、タイマー録音機能や設定時間で録音を終了させる機能はありません。
そして、録音してみたファイルを試聴してみると、特にFMの音質の悪さが気になります。一瞬、「あれ?AMだったかな?録音したの」と思ったくらいです(笑)
パソコンで調べてみると、8khzあたりから上の高音域がばっさりカットされている謎仕様のようです。音楽番組の録音用には厳しいですね。
■総評
良くも悪くもAudioCommですね(笑)
特にラジオとしての使い勝手があまり良くないのが困ったところです。
それ以外は決して悪くないのですが一番大事な機能をなんとかしてださい(笑)