【アナログオーディオ道】フォノイコライザー オーディオテクニカ AT-PEQ20を買いました。

昨日購入したターンテーブルのためにフォノイコライザーを導入しました。

 

audio-technica フォノイコライザー AT-PEQ20

audio-technica フォノイコライザー AT-PEQ20

 

 

アンプにも内蔵されていますが1系統しか入力できず、切り替え機を利用するとノイズが入ってしまうため、単体のフォノイコライザーが必要になったため購入しました。

 

そして手頃な製品を検討しましたが、信頼できるメーカーもので良さそうなものですと、オーディオテクニカ以外に選択肢がなさそうです。

オーディオテクニカからは2機種出ており、MMカードリッジのみ対応のシンプルなタイプのAT-PEQ3とMCカードリッジにも対応したAT-PEQ20の2機種がありました。

 

価格は前者が実売6千円程度、後者が1万5千円前後とかなりの差はありますが・・・9000円の差でMCカードリッジ対応で品質の良いものにするか・・・しばらく悩んだ結果、将来、間違えてMCカードリッジを買ったときにそのまま活用できるMC対応の製品を選びました。

 

早速、アンプに接続して試聴してみたところ、アンプ内蔵のフォノイコと比べてすっきりとした音で歪みも少なくクリアな音質で驚きました。

見た目もアルミ製のボディーで他のオーディオ機器と並べても安っぽさを感じることもなく違和感がありません。

 

ただ1つ気になるのは電源です。確かに電源ユニットは外付けにしたほうが音質的には有利かもしれませんが・・・コンセントプラグが直付けのあの邪魔くさいACアダプタが付属してます。正直これは目を疑ってしましました(笑)

これ以外は音質的にもデザイン的にも秀逸で気に入りました。フォノイコひとつでここまで音が変化するとは驚きました。

 

さて、次はMCカードリッジですかねぇ。折角フォノイコが対応してるんですし(笑)

今回購入したケーズデンキには同じショーケースにDENONの定番カードリッジのDL-103と103Rが並んでました。価格は103で3万円ちょっと、103Rで3万7千円程度。実に悩ましい価格ですねぇ・・・

 

 

audio-technica フォノイコライザー AT-PEQ3

audio-technica フォノイコライザー AT-PEQ3

 

 

 

DENON MC型カートリッジ DL-103

DENON MC型カートリッジ DL-103

 

 

 

DENON MC型カートリッジ DL-103R

DENON MC型カートリッジ DL-103R

 

 

【アナログオーディオ道】ジャンク品 テクニクスSL-1600を購入しました。

いつも通り、ジャンクレコードを漁りにリサイクルショップに行ったところ、3980円という微妙な価格で「再生しました」と書かれたジャンクのSL-1600を購入しました。

 

このプレーヤーは1976年発売当時では珍しいフルオート再生やリピート再生に対応したダイレクトドライブ機で、当時の定価は49800円との事でした。

またストロボスコープや速度調整も付いているのでターンテーブルさえ回れば大丈夫だろう。と考え購入に踏み切りました。

 

家に帰ってオーディオ機器に接続する前に電源のみ接続して動作チェックを行った限りではターンテーブルは正常回転しており、速度調整も問題なく機能します。

ただ、オートスタート機能は正常に動作しないようで、スタート操作を行うとアームが内側に向かって動き続け、レーベル部まで行って針が降りるという挙動でまともに使えそうがありません。

手動でスタートさせる分には問題なく再生でき、回転ムラなども聴覚上では問題なさそうです。ストロボスコープがあるので調整は非常に楽でした。

 

売りであるオート機能が使えないとは言え、マニュアルでは問題なく、33回転・45回転ともに安定しているので、非常にいい買い物をしたと思います。

 

 

【アナログオーディオ道】レコードを聴くために必要な小物類

今回は買ってから気づいた、レコードを聴くに当たって必要な機材以外の小物を紹介していきたいと思います。

 

・【重要】レコードクリーナー

レコードは聴く前に軽くクリーニングしてから聞くのが基本。ターンテーブルの付属品にしてもいいんじゃないかと思うくらいの必需品です。

CDですと汚れたディスクを再生しても音飛び程度の問題しか発生しませんが、レコードの場合は針や盤面にダメージもあたえることもありますので注意です。

自分が使ってるのは昔からの定番のオーディオテクニカ製のものです

 湿式のものはクリーニング液はけっこう消費するので注意です。

 

【重要】スタイラスクリーナー

レコードを聴いていると針先にホコリなどが引っかかってしまい音質が低下してしまいます。いいスピーカーで聴いてるとわかるくらいのレベルではなく、小型スピーカーでもはっきりわかるほど音質が低下することがあります。

特に盤面の状態が良くないディスクを再生時は片面再生しただけで音質に大きな影響を及ぼすレベルのホコリが針先に付着することもあります。

こちらも必需品ですので必ず購入しておいたい用品です。

オーディオテクニカ スタイラスクリーナー AT-607(テクニカ)

オーディオテクニカ スタイラスクリーナー AT-607(テクニカ)

 

 

・針圧計

特にカードリッジを交換しながら楽しむ場合は必需品です。針圧が一目で正確に確認できるので1つ持ってると便利です。こちらは1万円近くするような高価なものもありますが、千円程度の安価なものでも充分です。

 

 

・工具類(精密ドライバー・ラジオペンチ)

ヘッドシェルにカードリッジを取り付けたり外したりするのに必要なものです。

高価なものは必要ありませんが、質の悪いドライバーやサイズの合ってないドライバーはビスにダメージを与えることがあるので要注意です。

 

・レコード洗浄液

簡易的なクリーナーで落とせるのは表面上のホコリ程度ですので、溝に入り込んだ汚れを落とすためにはクリーニング液を使ってクリーニングするクリーナーも必要になります。用品メーカーなどから色々なものがありますが、気軽に手に入るものでお勧めなのは台所用の中性洗剤。これを適当に(10倍くらいかな?ほんとうに適当な分量でやってます)希釈して市販の霧吹きに入れます。これをレコードに吹きかけて柔らかい紙でレコードの溝にそって軽く撫でるように吹きます。そして水道水で軽く洗い流して乾燥させればこれだけでディスクの音質がかなり向上します。

 

・レコード乾燥台

レコードを洗浄後、乾燥させるための台も用意しておくと良いでしょう。用品メーカーから数千円程度で専用のものも出てますが私は100円ショップ(ダイソー)で購入した食器(お皿)を乾燥させるためのスタンドで代用してますが、非常に良い感じです。

 

【アナログオーディオ道】私が1ヶ月でターンテーブルを3台も買った理由・・・

私がレコードを聴きはじめてからわずか1ヶ月程度でターンテーブルを3台も買いました(笑)

というのも、私の完全な知識不足が要因でした(笑)

 

まず最初に買ったのはソニーのカードリッジ一体型のアームを搭載したターンテーブルです。こちらは「とりあえずレコードの音がちゃんと聞けるものなら・・・」という事で購入しましたが、買って数日でやっぱりカードリッジ交換して楽しんでみたいと思い始めて、1週間もしないうちにDENONの新品のターンテーブル DP-300Fを購入しました。まぁ、1台目は2500円程度のジャンク品、これでレコードの楽しさを知ることができたのであれば安い買い物だったと割り切っておきます。

 

しかし、このターンテーブル、確かにカードリッジ交換が可能でパンフレットなどにもカードリッジ交換が楽しめるというような謳い文句が書かれてました。

しかし、このターンテーブルはストレートアームを搭載しており、使用できるヘッドシェルはストレートアーム用に傾斜がついたタイプしか使えません。

調べてみるとこのタイプのヘッドシェルは新品で買えるものはDENONの純正以外に選択肢がないようで、価格も実売で1本5000円以上します。

それに対して通常のS字アーム向けのものは3000円程度で購入でき、選択肢も非常に多いです。またカードリッジとヘッドシェルがセットになったものも多数あります。

 

これであれば長い目で見れば思い切ってS字アーム搭載のプレーヤーを買っちゃえばいいのでは・・・なんて思ってたところに手頃な価格の中古でヤマハのYP-700Cが売られていました。型は古いがレコード演奏後、自動的にアームが戻りターンテーブルが停止するオートリターン機能も搭載されているので、これでいいや。という事で購入しました。

型が古いので本来の音質に近い形で再生できるようになるまでにベルト交換や針交換が必要になりましたが、何とか交換し現在はメイン機として使用しています。

DP-300Fは売却しちゃおうかと考えましたが、元々実売が2万円を切るようなターンテーブルですので買取価格も期待できませんし、YP-700Cも40年以上前の型で今は問題なく稼働していますが、いつどんなトラブルが起きるかわからない為サブ機として残しておくことにしました。

 

そして中古やジャンクのカードリッジやらもらい物やらでいつの間にか手持ちのカードリッジは計6本(1本は針摩耗で現在再生NG)ヘッドシェルは3本(ストレートアーム専用ヘッドシェルは除外)、そしてあと2本ヘッドシェルは注文しています・・

そしてレコードの枚数はいつの間にかLP盤だけで50枚を超えてました(笑)

 

次は・・・・どうしましょうかね?MC対応のフォノイコも欲しいし、カードリッジももうちょっと高級なカードリッジも試してみたいですし・・・。

このままアナログオーディオ沼にまで沈んでしまいそうです(笑)

【アナログオーディオ道】40年以上前のカードリッジ、ビクターMD-1016を聴いてみた

先日、ヘッドシェル目当てで入手したジャンクカードリッジ、ビクターのMD-1016というカードリッジを聴いてみました。

このカードリッジは今から40年以上前のカードリッジで当時の同社製のプレーヤーに標準搭載されてた定番カードリッジのようです。

 

このカードリッジ、カンチレバーが見事に変形しており、仮に針が生きてたとしても演奏不能の状態でしたのですが、幸いにもAmazonで互換針が見つかりましたので早速購入しました。

大東京宝石というメーカーの互換針で、これまた見事なデットストック品です。一体どこから出てきたのでしょうか(笑)調べた範囲では純正針の入手は難しそうなのでこれで聴いてみることにします。

 

第一印象は・・・随分と控えめ?と感じましたのはそれもそのはず、直前までDJ向けのカードリッジで聴いていたのですから(笑)

しばらくポップスを中心に色んなディスクを聴いてみた感想は「非常に素直な音」と感じました。聴きやすい音でジャンルを問わず使えそうな感じです。

 

互換針ですので、オリジナルの針とはまた違った音にはなっていますが、オリジナルの針だとどんな音なんでしょうか?気になるところです。

【アナログオーディオ道】DJ向けカードリッジ Vestax VR-7S

中古レコードを物色しにオーディオ系に強いリサイクルショップを色々と見てたらVestaxというメーカーのVR-7Sというカードリッジが新品で2480円で売られていましたので、つい買ってしまいました。

 

購入する前にちょっと調べてみたらこのVestaxというメーカー、DJ機器専門メーカーでミキサーやDJ用ターンテーブルなどの商品を発売してたようですが、2014年に倒産してしまったようです。倒産メーカーの商品なので安く売られてたんでしょうか?

ネット上検索してもレビューをしているWebサイトやブログなどは見当たらず、とりあえずはDJ向けのカードリッジだということだけです。

 

これがもうちょっと高い価格であれば買いませんでしたが、新品のカードリッジが2480円。そして都合良く980円でジャンク不動のヘッドシェル付きカードリッジがありましたので、ヘッドシェルだけ使うつもりでこちらも購入。

約3500円で中古ヘッドシェル+新品カードリッジってお買い得じゃないですか。交換針並のお値段ですよ(笑)

 

肝心の音質のほうですが・・・正直驚きました。

ドラムの音がすごくリアルで気持ちいい音を出してました。ヒップホップやR&Bに適したカードリッジとの事らしいのですがポップス系の音とも相性は良さそうです。

試聴したアルバムはカーペンターズ渡辺美里の2枚のアルバムを試聴してみましたが他のカードリッジとは違った気持ちいい低音が出てます。

他にポールモーリアでも試聴してみましたが、当然といえば当然ですがこの手のものとは相性は悪そうです(笑)

 

半分ネタで買った訳ですが、買って大正解でした。

次は・・・1万円前後のエントリークラスの新品カードリッジあたりを買ってみようかと色々と検討しております。

 

しかし、こうなるとDENONのDP-300Fが不便で困ります。ストレートアームで専用のヘッドシェルしか使えないのでホント、不便です。色々と調べてみましたが、ストレートアーム向けで純正以外の安いヘッドシェルなんてまずありませんからねぇ(汗

こちらは現状サブ機になってますので、オーソドックスで癖の少ないカードリッジを専用シェルに付けてそれ専用機で使うのが無難かもしれませんね。

【雑談】AIWAブランドが復活するらしいですね。

最近、一昔前のオーディオブランドの復活を良く目にしますが、アイワも復活するそうですね。とはいえ、ソニーや関連企業ではなく十和田オーディオという会社が利用権を譲り受け、アイワブランドを展開するとのことでした。

元々、ソニーやアイワと関係のない企業ではないようで、過去にはアイワやソニーブランドのラジオやMDデッキなどの設計を行っていたこともあるようです。

 

アイワといえば個人的に思い入れがあるのはヘッドホンステレオです。ソニーウォークマンが代表的ですがポータブルのカセットプレーヤーでAIWAは「カセットボーイ」という商品名で出していました。

このカセットボーイを好き好んで使っていたのは大きな理由があります。それはソニーパナソニックなどの他メーカーと比べて内蔵アンプの出力が大きかったことです。

というのも、他社は1万円を切るような廉価モデル以外は1.2Vのガム型バッテリーか乾電池アダプターで単三電池1本で駆動するものが殆どでしたが、AIWAは2.4Vのガム型バッテリーか乾電池アダプターで単4電池2本で駆動していたので、内蔵アンプの出力が大きく、当時の私の好みの音で聴けるのはこのカセットボーイでした。

 

他にもAIWA製品は安価で高品質な製品を多数出しており、MDデッキなんかもAIWA製を愛用していました。

 

十和田オーディオ側から「設計は旧aiwaから受け継いだものではないです」と明言されており、旧AIWA製品とはまた違った製品にはなると思いますが、ターンテーブルの発売も予定されているそうで、どんな製品が出るかちょっと楽しみです。