【AV機器】今更ですがソニーのNASNEを購入しました。

先日、ハードオフSONY(SIE)のNasneがジャンクで出てたので購入してみました。

前々から気になっていたのですが、たまたまハードオフで見かけて買ってみました。

 

Nasneってなに?

バッファローが開発し、ソニー(SIE)が販売するネットワーク専用のテレビチューナーです。Nasne自体はテレビに繋ぐ機能はなく、アンテナとLANを接続してPS3~5や各種スマホタブレット、PCから視聴できる機器です。

HDDも内蔵していて、予約録画もできますが、BDレコーダーほど高機能なものではないですね。

 

■買ってから気づく大失態!?

よく調べずに購入したのが失敗だったのですが、このNasnePS4以外のほとんどの環境で視聴アプリが有料でした(汗)

PS4対応アプリは無償なのですが、PS5、AndroidiPhone等は基本機能が 500~600円程度。さらにオプション機能が別途料金で提供されてます。

更にPC版は1クライアント当たり3300円。PCでテレビが見れたら便利だよなぁ・・・と思って購入しましたが3300円という価格にはびっくりです。しかも1クライアント当たりなので、複数台のPCで使う場合は台数分のライセンスが必要になる鬼畜仕様です。

 

■初期設定をしてみる。

初期設定をしようとしている段階でもうひとつ重大なことに気づきました(笑)

ネットワーク接続が有線のみでWiFi接続には非対応です。アンテナ線が来ているテレビ裏には有線LANを用意してなかったので、長いLANケーブルを探すはめになりましたw

 

LANを繋いでAndroid端末に専用アプリをインストールしてしまえば、あとは設定は特に難しいことはなく、不慣れな人でもすんなり出来そうな感じでした。

ただし、設定や予約録画の操作は無料でできますが、実際に映像の視聴は500円のDLC(?)の購入が必要になります。

PS4でも設定してみましたが、こちらはちゃんと無料で利用できました。

 

■実際に視聴をしてみる。 スマホ

まず、スマホですがGooglePlayストアで500円のDLCを購入し、視聴してみましたが、非常に画質も良く個人的には大満足です。

自宅ネットワークでのローカル接続であれば再生開始もスムーズでアプリの操作もレスポンスが良く操作しててストレスは感じませんでした。

番組表機能は録画ランキング機能があり、検索ワードやジャンルで番組を検索して人気順にソートなんていう事もできました。

ただ、単体のBDレコーダーなどによくあるキーワード自動録画のような機能は搭載されてはいないようです。

また、モバイルネットワークでの使用は再生に関しては映像が出るまで少し時間がかかったりしますが、画質は良好でローカルと同様にリアルタイム視聴も録画番組視聴もできますし、当たり前ですが予約録画も普通に行えます。

 

■実際に視聴をしてみる。 PC編

冒頭で書いた通り、PC版の視聴アプリは3300円とけっこういい金額がする上に1台でしか使えません。そして、このNasneDLNAに対応していますので、そちらを使えないか試してみました。

まず、Windowsで標準搭載されているWindowsメディアプレーヤーでDNLA再生が可能ですが、こちらはデジタル放送のコンテンツの再生は行えないので残念ながら使えません。

そこで、自分は以前購入したDiXiM Playというアプリのライセンスを所有してましたので、こちらを試したところ、録画番組の視聴とリアルタイム視聴ともに問題なく行えました。ただ、番組表関連の操作や予約録画には制約がありますので注意は必要です。

 

■総評

個人的には中古で安価で買うのであれば面白いガジェットではあると思いますが、メインのレコーダーとして使うには少し役不足感もあるかもしれません。

キーワード録画などの機能はありませんし、チューナーも1つだけしか搭載されていないので、2番組同時録画も出来ません。(複数のnasneを使えばできるそうです)

そして、nasneソニー版は販売終了していますが、バッファロー版の現行モデルはAmazonや直販サイトでは29800円でした。

これであれば、もう少し足して単体のBD/HDDレコーダーの廉価機種を買ったほうが良いのではないでしょうか?廉価機でもネットワーク視聴に対応している機種も少なくないと思いますし。