いつも通り、ジャンクレコードを漁りにリサイクルショップに行ったところ、3980円という微妙な価格で「再生しました」と書かれたジャンクのSL-1600を購入しました。
このプレーヤーは1976年発売当時では珍しいフルオート再生やリピート再生に対応したダイレクトドライブ機で、当時の定価は49800円との事でした。
またストロボスコープや速度調整も付いているのでターンテーブルさえ回れば大丈夫だろう。と考え購入に踏み切りました。
家に帰ってオーディオ機器に接続する前に電源のみ接続して動作チェックを行った限りではターンテーブルは正常回転しており、速度調整も問題なく機能します。
ただ、オートスタート機能は正常に動作しないようで、スタート操作を行うとアームが内側に向かって動き続け、レーベル部まで行って針が降りるという挙動でまともに使えそうがありません。
手動でスタートさせる分には問題なく再生でき、回転ムラなども聴覚上では問題なさそうです。ストロボスコープがあるので調整は非常に楽でした。
売りであるオート機能が使えないとは言え、マニュアルでは問題なく、33回転・45回転ともに安定しているので、非常にいい買い物をしたと思います。