【オーディオ機器】SONY Android搭載ウォークマンNW-A105HN を購入しました。

発表当初から気になっていましたSONYの新型Androidウォークマンを購入しました。

 

 

・どんな機種?

初代ウォークマン発売から40周年という節目の年の2019年に発売されたモデルで、ウォークマンシリーズとしては5年ぶりのAndroid搭載モデルとなります。

Android9を標準搭載し、各種ストリーミングサービスや動画配信サービスも高音質で楽しめるモデルとなっています。価格も実売で3万円代~と比較的手ごろな価格であるもの特徴のひとつだと思います。

また、今回のモデルからはウォークマンシリーズ専用の充電・データ転送用のWM-PORTが廃止され、USB TypeCが採用されたのでスマホとケーブルが共用できるのは大きなメリットだと思います。

 

・開梱して第一印象

「思ったより小さい。」これが第一印象でした。音楽プレーヤーとしての使い勝手を損なわずに使える3.5インチ液晶画面を搭載しており、大きさ的にはかつてのカセットテープのウォークマンより一回り小さいくらいのサイズです。重量も103gと非常に軽くポケットに入れていて重たさを感じることはありませんでした。

 

・プレインストールされているAndroidは・・・

一般的なAndroid端末と異なりプレインストールされているアプリは非常にシンプルで通常のウォークマンとほぼ同等の操作性のW.ミュージック、イコライザーDSPなどの音質設定を行うアプリ、あとは同社の音楽配信サービスのmoraのアプリくらいで、それ以外は概ねAndroid標準のアプリのみと非常にシンプルになっています。

もちろんAndroid端末なのでGooglePlayを使い好みのアプリをインストールすることができますので、ストリーミング配信サービス等、自由にアプリをインストールして使うことはできます。

 

・動作するアプリは・・・

動作するアプリに制限はありませんが、Android端末としてはスペックは控えめになっているため、重たいゲーム関係に関してはかなり厳しくなっていますが、Amazon MusicやGooglePlayMusic、dTV、dアニメストアYoutubeあたりは全く問題なく視聴することができました。

 

・ただし罠も・・・・

Android9という最新OSを搭載していますが、Android8以降では新たなオーディオAPI、「AAudio」が採用されています。

このAPIが曲者で従来のAPIを使うように設計されたアプリはハイレゾ再生に制限があり、48khz以上のサンプリングレートの音源は48khz24bitへダウンサンプリングされて再生されてしまいます。

新しいAPIを採用したアプリはまだまだ少数派でほとんどのAndroidアプリでは48khzでの再生となりますが、個人的には音質が大きく劣るわけでもないから大丈夫かな・・・とも思っています。

もちろん、標準の音楽再生アプリの「W.ミュージック」は352.8Khzまではダウンサンプリング無しで再生することができます。

 

・標準アプリ、W.ミュージックは・・?

通常のウォークマンと同等の機能が用意されているだけあって使い勝手は非常に良いです。楽曲の選択はアーティスト単位、アルバム単位、プレイリストのほかにフォルダ単位での選択ができるのは個人的にはありがたい機能です。

また、W.ミュージックアプリはアプリ内の操作でイコライザーDSPの設定を行うことができるので、専用機と遜色ない感覚で操作ができます。

ただ、検索機能がないのがちょっと残念なところですが・・・

 

・付属イヤホンについては・・・

NW-A100シリーズはイヤホン付属モデルと別売モデルの2つがあり、今回はノイズキャンセリング機能が使えるイヤホン付属モデルを選択しましたが、正直これは失敗したと思います。音質に関しては高域の伸びが良くなく、私の好みの音ではありませんでした。低域は非常に元気がいいので、ロックやポップスとは相性が良いとは思いますが、バラード系の楽曲とは相性は良くないかもしれません。

ノイキャン機能に関しては効果はかなり大きいのは確かですが、カナル型イヤホンを装着してるという段階でかなり遮音性がありますので、音楽を再生してしまうと、外の音はほとんど聞こえなくなりますので実用性はどうかな・・・?と感じます。

 

・バッテリーの持ちがちょっと厳しいかも。

W.ミュージックでの再生時はMP3ファイルで26時間、逆にDSD形式のファイルで11時間と必要充分な再生時間は確保されていますが、それはあくまでもオフライン時の話。

WiFiをオンにするとそれだけでバッテリーの持ちが悪くなり、オンラインでストリーミング配信を試聴していると、正確には計測してませんが、3~4時間も持たないように感じました。また、音楽を聴きながらWebサイトやSNSを見たり、動画サイトを試聴していると更に短くなってしまいます。

普段はWiFiはあまり使わず、外出先ではストリーミング再生はよく聴く曲はキャッシュにダウンロードを行い、オフラインモードを積極的に使うような運用が良さそうです。

 

・音楽プレーヤーとしては最高の使い勝手とクリアな音質

はやり、音楽再生のために設計されているので、音質面では同じイヤホンを使ってもスマホと比べてクリアですっきりした音がします。また、イコライザー機能も10バンドのグライコ機能が搭載されているので、クセのあるイヤホンでもある程度自分の好みに近づけることもでいます。

また、画面オフの状態でもハードウェアキーで再生・停止と選曲ボタンが用意されているので、基本操作は画面オフの状態のまま行えます。また、ハードウェアキーに関してはHOLDスイッチが用意されており、ワンタッチでボタンを無効にすることができるのも音楽プレーヤーならではの機能ではないでしょうか?

 

価格面でもイヤホン無し、メモリ16GBのモデルであればAmazonソニーストアでの価格は32000円程度。音楽プレーヤーとして考えるとちょっと高く感じますが、高音質で、自分の普段使ってるストリーミングサービスを高音質で楽しめることを考えると決して高いものではないと思います。

メモリは最大で64GBモデルまで用意されてますが、64GBモデルのお値段は47000円とかなり割高ですので、個人的には16GBに大容量のマイクロSDカードを組み合わせて使ったほうが良いと思います。最大128GBまで対応しており、128GBのマイクロSDも最近では3000円程度で購入できるものもあるようなので、私はこの組み合わせで使用しています。

 

 

 

 

 

【中古PC】オーディオ部屋用にDELL optiflex990を購入しました。

オーディオ部屋用のPCとして、ノートPCを使ってましたが、テーブルの上にノートPCが常に置いてあるのはけっこう邪魔だけど・・・・・

テレビをモニタとして接続してデスクトップPCを設置すれば快適かも・・・と思い、ハードオフなどで色々と物色したところ、DELL optiflex990 の小型筐体モデル、スモールフォームファクタ、i5-2400モデルが手ごろな価格で出てたので購入しました。

一般的なスリムタワー筐体よりも一回り小さいサイズでテレビラックにも収まりそうなサイズで、スペックも動画や音楽の鑑賞用には充分と判断して購入しました。

 

DELL optiflex990はどんな機種?

2011年頃に発売された法人向けのモデルで、筐体はタワー型から小型デスクトップまで4種類がラインナップされており、幅広い用途で使えそうなマシンです。

私が購入したモデルは「スモールフォームファクタ」というモデルで、一般的なスリムタワー型PCと比べると背が低く狭いテレビ台にも見事に収まってくれました。

CPUは第二世代のcoreプロセッサ、i5-2400が搭載され、メモリは4GB、HDDが320GB搭載されていました。

そのままでも充分快適に使えそうなスペックというのもポイントでした。

 

■早速メモリ増設・SSD換装

メモリはDDR3-1333でしたので、入手は容易そうです。調べてみると4GB×4枚で最大16GBまで使用できそうです。

そして、メモリは中古の4GBが1枚1280円、同一のメモリが2枚ちょうど売られていたのを見つけてきて確保しました。

SSDは今まで使っていたノートから取り外して使うことにしましたので3.5→2.5インチベイの変換マウンタだけを用意しました。

 

そして作業を進めていくのですが、ケースを開けるところからドライバー不要で簡単に開けられるようになっています。そして、ケースを開けるとCDドライブがあり、その下にHDD、メモリスロットにアクセスするためには両方外さなくてはいけないので面倒かな・・・まぁ小型筐体だから仕方ないんだけど・・・・と思ってましたが、CDドライブもHDDベイも簡単に工具なしで外すことができるようになっていました。

また、外す部分は色分けしてわかりやすくしてありましたので迷うこともありませんでした。

ドライバも2.5インチ変換マウンタにSSDを取り付けるところでは使用しましたが、それ以外は全てドライバなどの工具は一切使用せずに簡単に交換できるのは驚きました。

 

■その他の周辺機器の調達・・・

使用する周辺機器はWiFiアダプタ、Buletoothアダプタ、ワイヤレスキーボード・マウス、そしてDACです。

キーボード以外は全て手元にあるものを使うことにしましたが、この機種、フロントにUSB端子が4つあるので、ワイヤレス系のWiFi、Buletooth、キーボード、マウスのトングルをすべて本体前面に刺すことができるのは嬉しいところですね。

そして、キーボードはエレコム製でテンキー無しのそれ以外は標準的な配列のキーボードで、更にマウスもセットになっており1つのトングルで両方使えるものが売られていましたのでそれを購入してきました。

これでフロントのUSBも1ポート空きましたし、完璧です(笑)

そして、背面のUSBポートにはUSB DACを接続しオーディオ機器のアンプに接続しました。

■OSのインストール

元々はWin7 Pro 32bitがプレインストールされていたモデルでしたが、Win10にアップグレードされた状態でしたが、32bitOSです。

こちらはWindows10 Proの64bitをクリーンインストールしたところ、普通にライセンス認証も通り問題なく使用できました。

デバイスドライバも特に認識できないものも無くスムーズにインストールできました。

 

■使い勝手は・・・

SSD換装とメモリ増設したこともあり、動作はキビキビしておりストレスはほとんどありません。使用目的はローカルやストリーミング配信での音楽再生と、dTV、dアニメストアなどのストリーミング動画再生。もちろんこの程度は何も問題はありません。

そして、メモリ4GBの状態では何故か動作がカクついて使い物にならなかったオーディオのスペアナ表示ソフトの「WaveSpectra」も増設後ではスムーズに動くようになり一安心。

そして、アナログソースのデジタル化に使う「Sound Engine Free」こちらも96khz 24bitの録音も問題なく行え、動作が重くなることもなかったので問題なさそうです。

 

予想以上に快適なオーディオ部屋専用PCが出来上がりました。今までストリーミング系のサービスはAmazon Fire Stickを使用してますが、こちらの出番がなくなりそうです(笑)

【オーディオ】Amazonの高音質・定額制音楽配信サービス Amazon Music HDを試してみました。

1ヶ月ほど前に突如登場したAmazonの新しい高音質音楽配信サービス、Amazon Music HDを試聴してみました。

 

■従来の定額配信サービスとの違いは?

従来の定額制の音楽配信サービスは圧縮音源を使用していました。圧縮による音質の劣化は多少ありますが、ビットレートが高めの圧縮音源で配信されていますので、充分に高音質です。

しかし、今回のAmazon Music HDの凄いところはハイレゾの他にロスレス配信にも対応しており、対応している楽曲も非常に多いところです。

しかし、個人的に気になるのは従来の圧縮音源の配信が月額980円に対し1980円とプラス1000円も高くなる点です。果たして価格分のメリットはあるでしょうか?

 

■試聴環境の紹介

自宅の試聴環境はノートPCにクリエイティブメディアのUSB DAC、「USB Sound Blaster Digital Music Premium HD r2」、こちらにソニーのアンプ、TA-F333ESXⅡ、スピーカーにJBLの4312B mk2です。DAC以外は古い機器で、特にスピーカーはカタログスペックでは再生帯域の上限は20khzですのでハイレゾの真価は発揮できないかもしれません。

クルマでの試聴環境はSIMフリースマートフォン OPPO R15 Neoという機種です。こちらはなんとハイレゾ対応でした。96khz24bitに対応しており、「本当にハイレゾの音が出てるのか!?」とPCを使ったアナライザで確認したところ、しっかり40khz以上の音まで出ていました!。

このスマホのヘッドホン出力をカロッツェリアのFH-9200DVDに接続し、内蔵アンプで同社のTS-C1710を駆動しています。

但し、フロントのみで4chを使用してマルチアンプ駆動をしており、タイムアライメント機能での調整ももちろん行っています。

 

■自宅で試聴してみると・・・

ロスレスハイレゾ共に印象は音像がはっきりしており、シャープで気持ちいい音がなっていました。正直圧縮音源との差はそれほど大きくないと思いましたが想像以上に多きな差が出ていて驚きました。

また、ハイレゾロスレスとCDも比べてみましたが、自分の耳では聞き分けることはできないレベルでした。

アナログ盤と比較してみると、とくに女性ボーカルの柔らかさはアナログ盤のほうがよく出てるような感じがします。

 

■クルマで試聴してみると

自宅で聞いたときと同様、音像には驚かされました。クルマは音量を大きめで聴けますので、音量を上げてみましたが圧縮音源では音が暴れてうるさく感じる領域でもロスレス音源ではしっかりと良好な音で鳴らしてくれました。

また、ドラムなどの打楽器系も非常に気持ちいい音がしており、音量を上げて聴くことの多いカーオーディオとの相性も良さそうです。

 

 

■総評

良いスピーカーやヘッドホンなどで音楽を聴くことが多い人にはお勧めしますが、BGM的に鳴らす人にはそれほど違いを感じられないかもしれません・・・。

2019年10月現在、90日間は通常の圧縮音源の定額配信と同じ料金で利用することができるので、気になる人は自分で試聴して決めてみればいいと思います。

https://amzn.to/2OtT3bt

 

【PC部屋の風景】1981年発売 NEC PC-6001

今回は押し入れから出てきたPC-6001で遊んでみました。

 

PC-6001ってどんな機種?

1981年に発売されたNEC製のパソコン。当時はビジネスユースを意識したお堅いイメージのパソコン多かった中、PC-6001はホームユースを強く意識したパソコンで、当時としては破格の89800円という価格で発売された機種です。

低価格機ですが、ホビーユースを強く意識した機種で最大4色と貧弱ではありますがカラーグラフィック機能を搭載し、PSG3音のサウンド機能も標準装備されていたのも当時としては特徴的でした。

 

■モニターは普通のテレビ!

モニターはRGB端子などのPC専用の端子はなく、一般的なビデオ端子と当時一般的だった外部入力端子のないテレビと接続するため、テレビのアンテナ線に割り込ませて接続するRF端子の2種類でした。

PC-6001の画面解像度は最高でも256×192ドット(モノクロ)でしたので一般的なテレビでも充分だったのですが、プログラミング時は文字がにじんで表示されるのが気になったものです。

その反面、2019年現在でも普通のテレビに普通に接続できるので、逆に今となっては非常にありがたい接続方法です(笑)

 

■記録メディアは・・・

当時はHDDなんて世の中にパソコン向けで使えるサイズのものがようやく出回りはじめたばかりで価格はドライブのみで40万円くらいする代物、フロッピーディスクも容量が僅か160KBの5インチドライブでも10万円以上する代物でした。

PC-6001に接続できる純正ドライブは当時としては破格の89800円ではありましたが、接続に必要な拡張インターフェイスや拡張BASICを含めると10万円は超えてしまう代物でありました。

 

そこで当時はほとんどのパソコンの標準的な記録メディアとして使われてたのはカセットテープでした。こちらは特殊なものではなく普通に音楽などを記録できるカセットテープが使われました。使われるデッキはPC専用のものが使われることが多かったですが、ラジカセ等のイヤホン・マイクの端子があるテープレコーダーであれは代用することもできました。

写真はAIWA製のパソコン用テープレコーダー(データレコーダ)、DR-20です。

転送速度はPC-6001では1200ビット/秒でした。当時としては標準的なもので、市販のゲームソフトを読み込むのに5~10分以上かかるのはごく普通でした。

また、アナログの音声信号で記録されているため、信頼性は低く、途中でエラーで止まってしまうことも少なくなかったりします。

パソコン用に設計されているレコーダーでは信頼性は上がりますが、それでもやはりエラーやデータ化けは発生します。

 

■どんなゲームがあったの?

当時はまだファミコン登場以前でほとんどのものがシンプルなゲームで、中にはちょっとBASICを勉強すれば自分でも作れそうな市販ソフトもありました(笑)


AX-1 ブレイクアウト PC-6001 pc retro game 1982

 

ソフトウェアの技術がある程度熟成されるとスペースハリアーゼビウスなどのアーケードの人気作も移植されます。画面は簡素ではありますが、ゲーム性はしっかりとしているものが多く発売されており、当時の競合機種と比べて市販ソフトに関しては恵まれていたのかもしれません。


PC-6001 タイニーゼビウス TINY XEVIOUS

 

PC-6001シリーズのその後

その後、日本語表示を可能にする漢字ROMやグラフィック機能の向上を計ったPC-6001mk2、更なるグラフィック性能の向上やFM音源や合成音声などの高性能なサウンド機能を搭載したPC-6001mk2SR、そしてフロッピードライブを標準搭載したPC-6601シリーズなど、計5機種が発売されました。

しかしファミコンをはじめとする高性能なゲーム専用機の登場もあり、パソコンの世界では高性能な上位機種が人気を博し、上位機種のNECのPC-8800シリーズやシャープのX1シリーズなどが主力となり、入門機のPC-6001の役目は終わり、1984年発売のPC-6601SRとPC-6001mk2SRがPC-6000シリーズ最後の機種となりました。

 

しかし、2019年現在でもファンの間では根強い人気があり、同人ソフトで新作が発表されるのどしています。

 


PC-6001実機用カートリッジ版「BELUGAmkII 特攻空母ベルーガ」

 

【雑記】シャープ 液晶テレビ AQUOS LC-40H40を手に入れました。

とある事情でほとんどタダに近い条件でシャープの40型テレビ、AQUOS LC-40H40を手に入れました。

40インチで2016年モデルと比較的新しいモデルでしたので・・・・

 

こちらのモデルは非常にシンプルなモデルで、スマートTV的な機能もない、単機能のテレビです。テレビ等の視聴以外に特に気になる機能はUSB接続のHDDへ録画できる機能あたりでしょうけど、この辺の機能は最近ではごく当たり前の機能ですね。

 

■まず、第一印象から・・・

まず、接続を行おうと背面パネルを確認すると・・・端子類の少なさに唖然としました。HDMI入力端子は2系統、あとはアナログ入力(コンポジット・D端子の排他利用)が1系統、VGA入力が1系統のみと少な目。正直HDMI端子が2系統というのは今時ちょっと寂しすぎな気がしますが・・・・。

まぁ、このクラスは価格競争の激しいので無理なコストダウンの結果といったところでしょうか?

 

そして・・・・音声出力端子がありません。アナログ出力も光デジタル出力もなく、音声出力を利用したければARC機能を使うしかなさそうです。ただでさえ少ないHDMI端子なのに・・・・・。

 

■実際に映像を見てみると・・・

流石シャープだけあり、画質は綺麗です。映画やアニメなどのいくつかのコンテンツを視聴してみましたが、個人的には大満足です。

ただ、音に関してはお世辞にも良いと言えるレベルではなく、小型テレビのようなチープな音でしたので、映画などのコンテンツを楽しむと、画質に対して音質が良くなくがっかりすると思います。

自分は中華サウンドバーを接続し、音をそちらから出力することで解決しました。

 

■総評

とにかく大画面のテレビが欲しい。ネットコンテンツやゲーム等は利用しないという人向けでしょうか?

ただ、安価であることを考えると、必要に応じてHDMIセレクタやARC対応のオーディオ機器を活用すれば端子数の少なさはカバーすることができます。

実際自分もARCによる音声出力機能付きのHDMIセレクタを利用してその辺の問題は解消しました。

 

不満点も多いですが、Kakaku.comでこの機種の後継機でもある2T-C40AE1の実売価格を調べてみたところ、なんと5万円台程度でした。

この価格であればこの仕様は納得できるレベルですね。

【雑記】ドン・キホーテの2万円タブレットを使ってみて・・・・

とりあえず、以前から気になっていたドン・キホーテの新型タブレットを購入して丸一日弄ってみましたが・・・・

 

・eMMC 64GBの力は大きい!

前モデルはeMMCが32GBだったため、環境を作る段階で少ないストレージをどうやって使うか、それを補うためにマイクロSDをどう活用するかが悩みどころでしたが、今回は64GBに増量されているので、テストのためにベンチマークやゲーム等を色々とインストールしたりして遊んでましたが容量面で不安になることはありませんでした。

前モデルは日常的な利用でもeMMCの容量を気にしながら容量を切り詰めて使う必要がありましたが、64GBあればその必要もないため、PC初心者にもお勧めできる機種になりました。

 

・非力ですが日常的な利用は意外と快適かも

CPUパワーは非力なATOMプロセッサですので、Adobeのソフトなど重たい画像編集ソフトや動画編集、ゲームなどには向きませんが、RAMに4GB積んでいるのでSNSサイトのチェックや動画配信サービスでの動画鑑賞などはまったく問題なく利用でき、この辺の日常利用ではストレスなく快適に利用できます。

そしてこの機種は10.1インチ液晶なのでOfficeMobileが無償で利用できたりします。

・オンラインゲームなどは?

比較的軽いゲームとして「マビノギ」をプレイしてインストールしてみましたが、やや重い部分はあるものの、チュートリアルまで進めてみたところ特にゲームには支障なくプレイできました。ただ本編に入ると表示されるキャラクタなども増えると思われるので厳しいシーンも多く出てきそうです。

 

・改良されたキーボード

前モデルではキー配置があまり良くなくとても使いやすいとは言えないキーボードでしたが、今回のモデルは改良されておりかなり入力がしやすくなっています。

キーも若干大き目になっていてSNSへの投稿などの短文の入力をする範囲では特にストレスは感じませんでした。

ただ、タイプ中にタッチパッド部に手が触れてしまい思わぬ動作をしてしまう事があるので、キーボードを使うときはタッチパッドをオフにして外付けのマウスやタッチスクリーンで操作するようにしたほうが良さそうです。

 

・バッテリーの持ちは?

動画鑑賞など比較的負荷のかかった状態でも5時間程度は使えそうです。普通に使う分にはバッテリーはあまり気にしなくても良さそうです。またUSB給電に対応しているのでモバイルバッテリーを併用して使うこともできます。

 

・ちょっと気になるヒンジ部

最近のノートPCは液晶がほぼ180度に近い角度まで開くものもありますが、こちらの場合は机に置いて使いやすい角度までは開きますが180度に近いところまで開くことはできないので膝の上において使う場合や、床に寝転がって使うときはどはもうちょっと開いた方が使いやすいなぁ・・・と感じました。

 

・拡張性は・・・・・

まず、タブレット本体にはUSB端子はマイクロUSB端子が1つあるだけですのでタブレットとしての拡張性はかなり厳しいものがありますが低価格機ですから仕方ないところでしょうけど・・・せめてUSB端子はTypeCにしてもらいたかったものです。

そしてキーボード側には左右側面にそれぞれUSB2.0ポートが1つずつあります。ちょっとした周辺機器の接続には便利ですが、できればもう1ポート欲しかったところですね。

 

・総合的には・・・

ちょっと気になる点はありますが、2万円で買えるタブレットでありながら、かなり実用的に使えるスペックに仕上がっており、非常にコストパフォーマンスの高い端末と言えます。

前モデルに関してはお勧めできるかと言われたら答えは「ノー」でしたが、今回の機種は軽い使い方であればお勧めできる機種だと思います。

【最近買った物】ドンキホーテ 2in1Windowsタブレット ジブン専用PC&タブレット U1

発売から数ヶ月経ちますが・・・発売当初からちょっと気になっていたドンキホーテの「ジブン専用PC&タブレット U1」を購入しちゃいました。

 

・どんなパソコン??

10インチ液晶を搭載したタブレットとしても使える2in1タイプのもので、付属のキーボードドックを装着すればノートパソコンのようにつかえるWindows10タブレットです。

価格が19800円(税別)と非常に安く、その割には性能も実用的でより使いやすくなっています。

 

・昨年のモデルと比べてどうなの?

まず、一番大きいのは2018年発売のモデルはeMMCの容量が32GBであった事に対し、64GBになった事ですね。32GBだと大きめのソフトを入れたり大規模なWindowsアップデートでアップデートに苦労したりする事が多々ありますが、64GBあれば容量的な問題は解消されます。前モデルまではこの問題からパソコン初心者にはお勧めできないモデルでしたが、今回もモデルであればライトユーザーであれば初心者にもお勧めできる仕様に仕上がっています。

CPUやメモリは昨年のモデルから変更はありません。CPUはAtom Z8350とちょっと非力ではありますが、メモリが4GB搭載されているので、オフィスアプリや動画サイトの鑑賞などの用途には充分使えるスペックです。

 

・他にも細かな変更点が・・・

パット見た目は昨年モデルと同じもののように見えますが細かく改良が加えられているようです。個人的にはキーボードが非常に良くなっているように感じます。前のキーボードはキーの配置の問題からあまり使いやすいものではありませんでしたが、今回のモデルはかなり使いやすくなっています。

他にマイクロSDスロットが旧機種ではSIMピンを使って取り出すトレイ式のものでしたが今回は通常のスロットに変更されています。何故かSIMスロットの位置がキーボードドック装着時には隠れる場所になってしまってるのが詰めが甘いところでしょう(笑)

あとは電源コネクタでしたが、前回の機種ではUSB TypeCポートによる給電でしたが、今回は専用ACアダプタが付属しています。そしてUSB TypeCポートが何故かマイクロUSBへと退化してますが、マイクロUSBでの給電にも対応しているのでモバイルバッテリーでの充電も問題ありません。

ACアダプタの定格は5V2.5Aですので、USB給電と大差ないような気もしますが、どうなんでしょうか?

 

他にもヒンジ部のデザインも変更されており、その辺も細かく改良されているようです。

 

・バッテリーの持ちは?

バッテリーは5000mAhのものを搭載しており、計測はしてませんが通常の使い方で5時間前後は使えそうです。個人的には充分すぎる持ちだとは思います。

ごろ寝しながら動画鑑賞でもこれだけ持てば充分だと思いますし、外で使うにしても1日程度であれば充分な容量ではないでしょうか?

 

・動作速度、使い勝手は?

CPUがAtomプロセッサと非力なものであるので、重ためのゲームや画像編集ソフトは厳しいですが、メモリが4GB搭載されているかブラウザの利用やOfficeアプリの利用はそこそこ快適に利用できます。

また、キーボードドック側のUSB2.0の端子が2つあるのでちょっとした周辺機器の接続はできます。個人的にはもう1つくらい欲しかったことろですが・・・

 

・感想

しかし、2019年モデルでもAtomプロセッサ搭載とはびっくりしました。3年前に新規開発が終了してるプロセッサですが、今でも生産しているのでしょうか?

時期モデルあたりはCPU高速化を期待したりしてますが・・・