オーディオ部屋用のPCとして、ノートPCを使ってましたが、テーブルの上にノートPCが常に置いてあるのはけっこう邪魔だけど・・・・・
テレビをモニタとして接続してデスクトップPCを設置すれば快適かも・・・と思い、ハードオフなどで色々と物色したところ、DELL optiflex990 の小型筐体モデル、スモールフォームファクタ、i5-2400モデルが手ごろな価格で出てたので購入しました。
一般的なスリムタワー筐体よりも一回り小さいサイズでテレビラックにも収まりそうなサイズで、スペックも動画や音楽の鑑賞用には充分と判断して購入しました。
■DELL optiflex990はどんな機種?
2011年頃に発売された法人向けのモデルで、筐体はタワー型から小型デスクトップまで4種類がラインナップされており、幅広い用途で使えそうなマシンです。
私が購入したモデルは「スモールフォームファクタ」というモデルで、一般的なスリムタワー型PCと比べると背が低く狭いテレビ台にも見事に収まってくれました。
CPUは第二世代のcoreプロセッサ、i5-2400が搭載され、メモリは4GB、HDDが320GB搭載されていました。
そのままでも充分快適に使えそうなスペックというのもポイントでした。
■早速メモリ増設・SSD換装
メモリはDDR3-1333でしたので、入手は容易そうです。調べてみると4GB×4枚で最大16GBまで使用できそうです。
そして、メモリは中古の4GBが1枚1280円、同一のメモリが2枚ちょうど売られていたのを見つけてきて確保しました。
SSDは今まで使っていたノートから取り外して使うことにしましたので3.5→2.5インチベイの変換マウンタだけを用意しました。
そして作業を進めていくのですが、ケースを開けるところからドライバー不要で簡単に開けられるようになっています。そして、ケースを開けるとCDドライブがあり、その下にHDD、メモリスロットにアクセスするためには両方外さなくてはいけないので面倒かな・・・まぁ小型筐体だから仕方ないんだけど・・・・と思ってましたが、CDドライブもHDDベイも簡単に工具なしで外すことができるようになっていました。
また、外す部分は色分けしてわかりやすくしてありましたので迷うこともありませんでした。
ドライバも2.5インチ変換マウンタにSSDを取り付けるところでは使用しましたが、それ以外は全てドライバなどの工具は一切使用せずに簡単に交換できるのは驚きました。
■その他の周辺機器の調達・・・
使用する周辺機器はWiFiアダプタ、Buletoothアダプタ、ワイヤレスキーボード・マウス、そしてDACです。
キーボード以外は全て手元にあるものを使うことにしましたが、この機種、フロントにUSB端子が4つあるので、ワイヤレス系のWiFi、Buletooth、キーボード、マウスのトングルをすべて本体前面に刺すことができるのは嬉しいところですね。
そして、キーボードはエレコム製でテンキー無しのそれ以外は標準的な配列のキーボードで、更にマウスもセットになっており1つのトングルで両方使えるものが売られていましたのでそれを購入してきました。
これでフロントのUSBも1ポート空きましたし、完璧です(笑)
そして、背面のUSBポートにはUSB DACを接続しオーディオ機器のアンプに接続しました。
■OSのインストール
元々はWin7 Pro 32bitがプレインストールされていたモデルでしたが、Win10にアップグレードされた状態でしたが、32bitOSです。
こちらはWindows10 Proの64bitをクリーンインストールしたところ、普通にライセンス認証も通り問題なく使用できました。
デバイスドライバも特に認識できないものも無くスムーズにインストールできました。
■使い勝手は・・・
SSD換装とメモリ増設したこともあり、動作はキビキビしておりストレスはほとんどありません。使用目的はローカルやストリーミング配信での音楽再生と、dTV、dアニメストアなどのストリーミング動画再生。もちろんこの程度は何も問題はありません。
そして、メモリ4GBの状態では何故か動作がカクついて使い物にならなかったオーディオのスペアナ表示ソフトの「WaveSpectra」も増設後ではスムーズに動くようになり一安心。
そして、アナログソースのデジタル化に使う「Sound Engine Free」こちらも96khz 24bitの録音も問題なく行え、動作が重くなることもなかったので問題なさそうです。
予想以上に快適なオーディオ部屋専用PCが出来上がりました。今までストリーミング系のサービスはAmazon Fire Stickを使用してますが、こちらの出番がなくなりそうです(笑)