【モバイル】ゲオで10000mAhのモバイルバッテリーが999円なので買ってみた。

先日何気なく立ち寄ったゲオで税込み999円で10000mAhの大容量モバイルバッテリーが売っていたので買ってみました。

グリーンハウスのGH-BTEC100という機種で、国内メーカーブランドの商品でこの価格は驚きです。同容量のダイソーで販売されているもの(税込み1100円)より安価ですので・・・!

 

 

■開梱してみる。付属品は?

パッケージに関しては特段変わった点はなく、仕様がわかりやすく表記されているものでした。開梱すると本体の他には給電用のマイクロUSBケーブルと日本語の説明書がありました。中華製品や激安家電にあちがちな多言語を機械翻訳したようなマニュアルではなく、ちゃんとグリーンハウスさんで作ったと思われる説明書が入ってました。

 

大きく「スマホ4回分の大容量」とありますが、よく見ると1400mAhのスマートフォンを・・・と記載があります。

古いスマホですとバッテリー容量はこの程度ですが、最近のスマホは3000mAh前後のバッテリーと搭載してることが多いので、実際には0%からフル充電まで2回前後といったところになります。こちらは製品が悪いのではなく、表記が古いスマホを前提とした表記になってるためで、他のメーカーの製品でも同様の表記はよくありあす。

 

■本体外観は?

本体外観はシンプルなデザインです。同価格帯のダイソー製と比べると厚みはあるものの、表面積は小さくなっています。

左がグリーンハウス製、右がダイソー製です。

 

写真ではグリーンハウスのほうがコンパクトに見えますがグリーンハウスのほうが厚みは大きいのでこの辺は好みにでしょう。

特にダイソーは薄型なので、かばん等への収納のしやすさはダイソーのほうが上かもしれません。

重量は実測でグリーンハウスが191g、ダイソーが215gと若干軽くなっています。

外観でわかる部分としてはダイソー製が残量表示が4段階のLED表示に対し、グリーンハウスは数値表示で残量がわかるようになっている点が大きく異なりますが、それ以外の機能的な面は差はありませんでした。

 

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製品背面の容量表記が「定格電圧:5V 定格容量:6400mAh」とちょっと誤解を招きやすい表記になっています。一般的なモバイルバッテリーの容量表記はセルの電圧の3.7Vでの容量表記になっていますが、こちらの表記は出力電圧の5Vの表記になっています。その関係で容量表記の数値が小さくなりますが、こちらは電圧の関係ですので問題ありません。

左によく見ると表記もありますが、3.7V10000mAhで間違えありません。

 

■実際に使ってみると

ちょっと気になった点はモバイルバッテリーとスマホ等の機器を繋いだ時、最近のモバイルバッテリーではそのまま給電開始されるものが多いですが、この機種は側面の電源ボタンを押さないと給電が開始されないので注意が必要です。

それ以外は特に気になる点もなく、充電速度に関しても問題ないようです。

 

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実際に簡易的なチェッカーで計測したところ、電圧が4.85V、電流が1.7A前後とまずまず良好な数値になりました。この数値は充電する機器やケーブルなどによっても変化しますので、組み合わせによってはもう少し低い値になることもありますが、他のモバイルバッテリーと比べて充電が極端に遅いということはなさそうです。

 

■総評

この価格で電池残量が数値で表示できるモバイルバッテリーが10000mAhが買えるとは正直びっくりです。軽く使った範囲では問題もなくオススメの商品になります。

ひと昔前ですと10000mAhのモバイルバッテリーというと超大容量の商品でしたが、最近はスマホの内蔵バッテリーも大容量化されていたり、スマホ以外にもUSBで充電する機器が増えてきてるので、10000mAh程度のモバイルバッテリーは当たり前になりつつあります。これからモバイルバッテリーを買う場合は10000mAh程度の容量がひとつの目安になるのかもしれませんね。