先日、ドン・キホーテの新型Windowsタブレット 「ジブン専用PC&タブレット U1C」が発売されましたので早速購入してみました
■どんなパソコン?
10インチ液晶を搭載したタブレット型PCで勿論Windows10が動作します。タブレットではありますが、キーボードドックが付属するので普通のノートPCとしても使えます。
スペックはintel Celeron N3350で、Celeronという名前ではありますが、旧機種に搭載されていたAtomZ8350と性能は同等程度です。メモリ、ストレージは前機種と変わらずRAM4GB eMMC64GBとなっています。
そしてお値段がいつも通りの19800円です。
■前モデルから良くなってるのか!?
前モデルと比べると性能面ではあまり進化がありません。強いて言えば内蔵GPUの性能が向上してるので軽めの3Dゲームであれはなんとか遊べます。
そしてタブレット側にはUSB 3.0のTypeAポートが追加されてますので、タブレットモード時でも変換アダプタとか無しで使えます。2ポートあれば完璧だったんですが・・w
タブレットのみの状態でもワイヤレスキーボードを繋いで使うこともできます。
他にUSB3.0TypeCポートも搭載しているので、タブレット単体での拡張性のある程度確保されてるのは素晴らしい点です。
ただ、従来機種から悪くなっている点もあります。従来機種ではUSBからの電源供給ができるので電源確保が楽だったのですが、今回のものはUSB給電には非対応になっており、付属ACアダプタによる給電になります。試しにUSB給電も試してみましたが通常の5V使用のものも、PD対応のものも反応はありませんでした
■マイクロソフトOffice標準搭載!?
実はこの機種はマイクロソフトのOfficeがプレインストールされています!?
とは言ってもこのサイズのWindows10タブレットPCはみんな使えますが(笑)
マイクロソフトのOfficeモバイルは10.1インチ以下のデバイスでは無償利用できるので、ぎりぎりこの条件に合致しているので無料利用できるわけです。
とは言っても簡易版のMobile版ですが。マクロ機能などの一部機能は使えませんが編集機能は普通に使えるので、意外と実用的に使えるレベルになっています。
■自分はこんな使い方をしています。
こたつの上でタブレットのみでワイヤレスマウスとBuletoothキーボードを繋いで使っています。写真に映っているテレビにもパソコンはつながっていますが、テレビや映像コンテンツを楽しんでいるときはパソコンとしては使えませんので、映像コンテンツをみながらネットで遊ぶ用途に使っています。
ノートPCでもいいのですが、ノートPCだと常時置いておくと意外と邪魔になるのですが、このくらいのサイズでしたらこのような使い方も便利です。
Web閲覧やSNSの利用、テキストベースの作業であれば問題なく利用できるレベルの性能を持ち合わせておりますので、サブ機としてのネット端末としては使える1台だと思います。
もちろん非力なCPUですので、Photoshop等の高機能なフォトレタッチソフトの利用や動画編集の利用は難しいですが、動画コンテンツも含めたネット端末としての利用であれば申し分ない性能です。
eMMCに関しても64GBと小さめに見えますが、前述のような使い方であれば充分に余裕のある容量なので、ストレージ容量面でも困る場面は少ないと思います。
■バッテリーの持ちは?
公称値は6時間となっておりますが、私がいま試用している状態では約3~4時間程度の動作時間のようで、4時間以上使えた前機種よりも若干劣ってるような感じがします。
また、前半で書いた通りUSB給電に非対応なのでモバイル用途での長時間の利用であれば正直なところ前機種のほうが良かったです。
ただ、自分は外に持ち歩いたりすることはあまりなく、家の中で使うので個人的には必要充分なバッテリー性能だと思います。
■総評。オススメ度は!?
低価格機で性能はそれなりではありますが、それでも重たいソフトの利用でなければ必要充分な性能は確保できています。
2年くらい前のドン・キホーテの2万円PCは工夫しないと実用的に使う点では厳しい点もありましたが、この機種はかなり実用的に使えると思います。
メイン機での利用は厳しいと思いますが、サブ機としての利用であれば充分な性能は持ち合わせております。
また、2in1タイプですので、ノートPCとしても使えますし、タブレット部のみでの利用もできますから、通常のパソコンとは違った楽しみ方もできると思います。