先日、CDプレーヤーを物色しにハードオフに行ったのですが、無駄に巨大でちょっと面白いCDプレーヤーがありましたので、うっかり買ってしまいました。
こちらですが、独特なデザインをしたCDプレーヤーです。
こちらはパイオニアのPD-F908というプレーヤーでこちらはなんと本体内部に101枚のCDが収まるCDチェンジャです。
この機種が発売されたのは1999年ですが、90年代はCDを連続して再生できるチェンジャータイプのデッキが人気で、90年代後半になるとラジカセに3枚CDチェンジャが搭載されていたりもした時代もありました。
流石に101枚は多過ぎですが・・・w
CDのセットはこのように行います。こちらがボタンにより回転し、101枚のCDを格納できます。また、セットした後、CLOSEボタンを押すとセットしたときに正面にきていたCDが演奏できる状態になります。
最近では見かけない8cmCDもそのままの状態でセットできます。
また、演奏中のCDを取り出したいときは「UNLOAD」ボタンを押すと自動的に演奏中のCDが正面に来て取り出せるようになっています。
その他に1枚だけセットしたい時はシングルローダーという機構もあります。とは言ってもチェンジャと別の機構になっているわけではなく、シングルローダー専用のスロットは1ボタンで取り出したり演奏開始できるようになっているだけですが(笑)
■CDプレーヤーとしての性能は?
こちらは定価39800円とチェンジャ機構を考えると非常に廉価なモデルになっています。そのため、音質面は決して悪くはないのですが、上級機種のプレーヤーと比較してしまいますと、良質なスピーカーで音量を上げて聴くとちょっと気になる点もありますがBGM的に小さめの音量で楽しむには充分な音質は確保されています。
あとは背面の出力端子ですが、デジタル端子が光しかないのが困ったものです。他の機器を繋ごうとしたときに同軸デジタルがないので手持ちのケーブルがなくちょっと困りものです(汗
今では安価でより大容量なストレージを持つデジタルオーディオが普及しているので、CDチェンジャの需要はほぼ皆無だとは思いますが、物理的なCDをたくさんセットしてBGM的に使うのも面白いかもしれません。