今回導入したFH-9200DVDは音質面でもかなりの魅力ですが、メディア対応力の面でも非常に魅力的な放送になっています。
■光メディア
音楽CD/DVDビデオの他、CD-RやDVD-Rに書き込んだMP3ファイルや動画ファイルを再生することもできますので、好きなアーティスト曲をすべて1枚のCD-Rなどに書き込んで車内で楽しむことができます。
また、ブルーレイディスクには対応していないので注意が必要です。
(車載機器でのブルーレイ対応機器はまだ少数派のようです)
■FM/AMラジオ(テレビは非対応)
当然、FM/AMラジオには対応しておりますが、FMワイド放送に対応しているのは当たり前ですが対応しております。
また、テレビ放送に関してはワンセグすら搭載されていないので、テレビを視聴したい場合は別途チューナーを接続する必要があります。
■USBポート
USBポートはスペースの都合上背面にあり、延長ケーブルが付属されています。使用する場合は、取り付けの際に使いやすい場所にUSBケーブルを出していただくようにショップに確認しておいたほうが良いでしょう。
対応機器はUSBメモリーなどのマスストレージクラスのデバイスとMTPプロトコルに対応したスマホ、他にiPodやiPhoneなどのコントロールにも対応しています。
対応フォーマットは各種音楽ファイルのほか一部動画ファイルにも対応しております。動画に関しては対応フォーマットが非常に少ないので、手持ちの動画ファイルをFH-9200DVD用に予め再エンコードする必要があります。
他にUSB接続したスマホと連携して簡易ナビとして使えるマップリンク機能もありますが、こちらのほうはあまり期待しないほうが良いでしょう。
■Buletooth
3台までのBuletoothオーディオ対応の機器をペアリングして使用することができます。
また、音楽再生とハンズフリー用に2台の端末の同時接続ができますので、音楽プレーヤーと携帯を同時に接続し、音楽プレーヤーに入っている音楽を楽しみながら、電話がかかってきたときはハンズフリー通話を利用することもできるのは大きな特徴です。
■外部入力
外部入力はピン入力にRCA接続のAV入力とミニジャックのAUX入力の2系統があります。また、AUX入力はミニジャックではありますが映像にも対応した4ピンタイプになっていますので、専用ケーブルで映像入力も可能になっています。(もちろん通常のミニジャックケーブルを利用して音声入力のみも可能になっています。)
ただし、2つとも背面に端子があるので、利用する場合は注意が必要です。
(USB延長ケーブルは付属してますが、外部入力の延長ケーブルは付属していませんので別途用意する必要があります)
また、HDMI端子はありませんが、画質的には7インチで解像度もVGA程度となっているため、市販のHDMI→コンポジットビデオ変換アダプタで変換して利用しても問題ないでしょう。
■バックモニター
バックカメラ接続用映像端子が独立して搭載されていますので、バックカメラ接続時でも2系統の外部入力はそのまま利用可能です。
■地デジ
地デジチューナーは搭載されていませんので、別途用意する必要がありますが、背面にAV入力があるため、特殊な専用ケーブルなどを使用せず一般的なRCAケーブルで接続できます。また、チューナーのコントロール機能などは特に搭載されていないようなので、カロッツェリア製チューナーに囚われる必要はまったくありません。
ちなみに自分はチューナーは取り付け作業の日程調整の都合で後日取り付けでまだ取り付けてませんが、低価格タイプのチューナーを後日取り付け予定です。