【追記あり】【常用してる機器の紹介】コレガ USBデバイスサーバーCG-NUH04

今回紹介するのはコレガのUSBデバイスサーバーCG-NUH04です。

この機器は実はだいぶ前に購入しましたが、事情によりほとんど活用せずに埃をかぶっていたのですが、最近自宅でノートPCを使う機会が増えて、プリンターをネットワーク接続しようと引っ張り出してきました。

 

この機器はUSB接続できるドライブ類やプリンタ等をネットワークに接続し複数のPCで共有ができる機器です。

この機器の特徴はPC上でドライバをインストールすることでUSBポートとして認識させるため、USB接続できる様々な機器をネットワークで共有させることができますが、NASやネットワークプリンタと異なる点は同時使用できない点です。

専用ソフトで接続操作を行うとOSからはその機器がUSBポートに直接接続されている時とまったく同じ用に動作します。

ドライバはWindows7対応(32/64bit)までしかリリースされておらず、Windows8や10向けのドライバは用意されていませんが、私が常用しているWindows10 64ビット版の環境でも問題なく動作しています。

Windows以外の環境に対応したドライバやソフトウェアは用意されていないので、MacLinuxスマートフォン等からは利用できないようです。

 

接続できるUSB機器に関しては相性があるようで、身の回りのUSB機器で試した範囲ではプリンタ(複合機)、外付けHDD、ブルーレイドライブ、USBスピーカーは問題なく動作しましたが、ワンセグチューナーは認識はしているようですが、放送は受信できませんでした。他のブログやメーカーWebサイトを確認する限り、プリンタ・スキャナ・ドライブ類は概ね問題なく動作するようです。

 

この製品のメリットはUSB機器であれば相性があるものの、USB機器であればネットワーク対応化ができる点ですが、逆に欠点は利用するときに接続操作が必要な点です。

また、ほかのPCで接続されていると、ほかの端末から切り替え動作ができないのが大きな欠点になっています。切断要求というのがあるのですが、あくまでも接続されているPCに切断操作を促すダイアログが出るだけで、ほかのPCから切断操作ができない点は非常に面倒です。

 

本体サイズは非常に小さく、一般的なUSBハブより一回り大きい程度なので、設置場所にも困りませんし、頻繁につなぎ変えをしないのであれば、機器の裏側などの目につかない場所に隠して設置しても問題ありません。

 

1人で複数台のPCを使用している場合や、ノートPC等でUSB機器をワイヤレスで利用したい場合には非常に便利ですが、家族、もしくは会社などで複数の人で共有するような使い方には向かないようです。

しかし、残念ながらこの製品は生産完了品になっており、後継機や同様の製品はメーカーWebサイトでは見当たりませんでした。

最近は家庭用プリンタでもWiFi対応が珍しくなくなり、NASも安価なものが増えてきているのでこのような機器はもう時代遅れだということでしょうかねぇ?

 

 

【追記】

設定作業に関する点の記載が漏れていたので追記します。

というのも・・・・書き忘れるほど簡単でした(笑)

機器のほうはLANケーブルと付属のACアダプタ、そして共有する機器をUSB接続するだけで、あとは同じネットワークに繋がったPCに付属ソフトをインストールすれば、特別な設定なしですぐに使うことができます。

付属ソフトが無い場合は、メーカーWebサイトからダウンロードできますが、ダウンロードしたファイルはインストーラー形式ではなく、自己解凍の圧縮ファイルなので若干注意が必要です。開いても解凍だけしか行われずインストールは解凍先(デフォルトではc:\corega)内のインストーラーを実行しないとインストールは行われません。