100均のマイクロSDカード、2021年にキャンドゥで販売開始されたのを皮切りに、先月あたりからダイソーやワッツでも販売開始されましたので、百均各社の製品を比較してみましょう!
■CanDo 16GBマイクロSDカード
百均で最初にマイクロSDカードを出してきたのはCanDoでした。HIDISC製で価格は550円で容量は16GB。発売当時は驚かされたものですが、登場から1年半も経過しており、最近はちょっと割安感も薄れてきている印象です。
このSDカードの気になる点はランダムライトが極端に遅いこと。中華の格安メモリーカードにありがちな現象ですが、この現象が発生しているのはCanDoの16GBだけです。
なお、他の100円ショップにはないUSBメモリがあるのもいいですね!OSのインストールメディア作成用なんかにもちょうどいい容量ですし。
■ダイソー 32GBマイクロSDカード
2023年1月頃から販売が始まったのはダイソー。キャンドゥと同じ550円ですが、容量は32GBとなっています。
キャンドゥのマイクロSDカードにあったランダムライトの極端な速度低下問題もみられず、品質もなかなか良さそうです。転送速度の点でフルHD以下での使用に限られてきますが、動画撮影用なんかにもちょうど良さそうじゃないでしょうか?
■ミーツ 64GBマイクロSDカード
ミーツでは1100円という価格ではありますが、64GBの大容量品が登場しました。パッケージ表面にはブランド表記はありませんが、背面に磁気研究所の社名表示がありましたので、キャンドゥ、ダイソーと同様にHIDISCブランドのものとなります。
コスパはダイソーと同等ですが、64GBの容量があればSWITCHあたりで使ってもちょどいい容量ではないでしょうか?
■総評
百均各社のマイクロSDカード、中身は全てHIDISC製ということになりました。
HIDISCに関しては一流メーカーではありませんが、正真正銘の国内メーカーで、高価格帯の商品と比べると品質は落ちますが、SDカードに関しては安定して使える品質だとは思います。
ただ、個人的に不安なのはこの分野での価格競争が激化して将来的に品質に問題がある中国メーカー品に置き換わったりするのでは・・・という不安もありますね。