クルマのディスプレイオーディオ、カロッツェリアのDMH-SZ700を導入して半月が経ちました。
今回は現状の運用方法を書いてみようと思います。
■主役のAndroidAuto・・・
現行のほとんどのディスプレイオーディオはAppleのCarPlayとGoogleのAndroidAutoの2種類が利用できますが、比較してみた結果、個人的にはAndroidAutoのほうが好みでしたのでこちらを常用しています。
AndroidAutoはカーオーディオとスマホを有線で接続する必要があり、クルマに乗るたびにスマホを接続するのは意外と面倒ですよね。
そこで自分がとった方法は余ってるスマホを繋ぎっぱなしにする方法です。CarPlayでは試していませんが、AndroidAutoではSIMの入ってないオフラインのスマホでもAndroidAutoの起動は可能でした。
繋ぎっぱなしにしておけばエンジンをかければAndroidAutoの画面が表示されますので、カーオーディオ内蔵機能のような感覚で操作できます。
但し、スマートフォン自体は車載を前提には設計されていませんので、あくまでも自己責任でお願いします。
■AndroidAutoで何ができるの?
AndroidAutoで出来る事は基本的に音楽再生とナビがメインとなります。
動画コンテンツに関しては安全上の理由でサポートされていません。
操作は基本的にGoogleアシスタントによる音声操作になります。例えばナビの目的地の設定なども「コンビニに行きたい」「ハードオフに行きたい」などの簡単な操作で目的地を検索してくれます。
音楽再生もアーティスト名や曲名で「○○を聞きたい」と言えば再生してくれます。
また、アーティスト名とアルバム名を指定して「○○のアルバム××を聞きたい」みたいな感じの指定もできます。
また、エンジンを切った時も再始動でナビや音楽再生は元の状態で継続して再生・案内をしてくれるので、通常のカーオーディオと同じ感覚で使えます。
■スマホ常時接続運用の問題点
こちらはDMH-SZ700固有の問題だとは思いますが、スマホを繋げっぱなしにしておくと、起動するたびにAndroidAutoの画面が立ち上がります。そのためHDMI入力などの他のソースを楽しんでた場合でも停車してエンジンを切ると再始動すると表示ソースの切り替えが必要になります。(音声は引き続き再生されています)
また、DMH-SZ700の機能にも制約が発生します。
まず、内蔵されているアレクサの音声アシスタント機能はAndroidAuto使用中は使えなくなりますので使用できません。ただ、個人的にはGoogleアシスタントが使えるので問題はないと思います。
そしてスマホ常時接続でUSB端子を占有してるので、USBメモリなどを接続ができない点です。カロッツェリアさん、アップデートでUSBハブを使えるようにしてくださいよ(笑)
■インターネット回線問題
AndroidAutoはオフラインでも一応使用できますが、目的地検索などの音声アシスタントなどの利用はオンライン必須です。
普段使っているスマホをその都度繋ぐのであれば問題はないのですが、今回はSIM無しのスマホを常時接続しているので、WiFiでインターネットに繋げる必要があります。
とは言ってもスマホのテザリングでも大丈夫なのですが、せっかくここまでやってるのにクルマに乗るたびにテザリングをオンにするのは面倒ですよね?
そこで車載ルーターを導入することにしました。これでクルマのエンジンを始動するだけで自動的にWiFiが使えるようになります。これは想像以上に便利でした。
これでナビと音楽再生は快適に使えるになりましたが、映像コンテンツを楽しむ手段がありません・・・・長くなりましたので、続きのは次の記事で・・・・