先日、ハードオフのジャンクコーナーでマトリックスAVセレクタ SB-V3000が安価に売られていましたのでうっかり購入してしまいました。
動作未確認品(通電のみ確認)で3300円と微妙なお値段でしたが、今までの経験上、この手のセレクタの故障率は低く、恐らく動作未確認になっているのは店員さんが使い方がわからなかった為でしょう(笑)
このフロントパネルがほんと素晴らしいです。この80年代のAV機器によく見られたこのスタイルがたまりません(笑)
■マトリックスAVセレクタとは・・・?
一般的なゲーム用などに売られているAVセレクタは入力が3~5系統に対し出力が1系統になっております。これでも再生用の機材の切り替え用には問題ないのですが、録音・録画機能を備えた機器を繋ぐとなると話は変わってきます。
通常のAVセレクタには録音端子なんてありませんので、AVセレクタに繋いだ機器同士のダビングができないため、この手のAVセレクタが必要になります。
このフロントパネルのボタンの数から想像はできるかと思いますが、入力と出力がそれぞれ6系統あり、それぞれを自由な組み合わせで使うことができます。
例えば1chにCDプレーヤー、2chに3ヘッドカセットデッキを繋いで、1chの信号を2chの機器に送り、更に2chの出力信号(テープモニタ)をアンプに送る。等といった複雑なこともでき、6系統が自由に組み合わせるので、1ch→2chのダビングと3ch→4chのダビングを同時に行うような芸当もできます。
■動作確認
とりあえず、仮接続でテストを行ってみたところ、全端子問題なく使えそうでしたので、実際にシステムに組み込んでテスト運用を行い、問題がなければそのまま使い続けることにしました。
この手のAVセレクタの中でも特に多機能な機種で、操作には慣れは必要ですが、操作はそれほど難しくなく、取り扱い説明書はありませんでしたが一通りの機能は動作確認できました。
更に設定メモリー機能も用意されており、よく使うセレクタの組み合わせなどを4種類までメモリーできるのは有難いです。
とりあえず、数時間のテストで色々な組み合わせを試してみましたが、今のところは問題は出ておりません。使い勝手の面では今で3機種の多機能AVセレクタを使ってきましたが、その中でも組み合わせが最も柔軟に対応できるので使い勝手は良いのでメインシステムでの運用は決定しました。