最近、Whatskoというメーカーから発売されたAndroid7.0搭載ゲーム機がちょっと気になっていまして色々調べてみましたが・・・
Whatsko 最新版ポータブルゲーム機 android7.0システム WIFI機能搭載? DC/ONS/NGP/MD/アーケード用互換機 5.5インチ 折り畳み式ゲーム機
- 出版社/メーカー: Whatskoo
- メディア: Video Game
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こちらを調べてみると、価格は19800円と比較的安価なのですが、RAMが2GBであったり、SOCが今回購入したGPD XD Plusと比較すると若干劣る点と、Googleの認証を取得していないため、GooglePlayをはじめとするGoogleアプリが利用できない点です。
以前であればGooglePlay非搭載の機種でもAPKを用意してインストールすれば利用できてたのですが、最近はその辺が厳しくなっているようでその手も通じないと思われます。
エミュレータでのゲームプレイのみであれば、こちらを選択するのもアリかと思いますが・・・。
そして今回購入したのがこちらです。1年以上前の2018年1月に発売された機種ですが、写真の通りクラムシェル型のゲーム機で、こちらはSOCにMTK8176というタブレット向けの6コアのCPUが搭載され、RAMは4GBとなっています。
価格は29800円と若干高めですがGooglePlayが使える点とRAMが4GB搭載されていることを考えるとこちらのほうが良いかな?と判断しました。
・とりあえず開梱してみる!
本体付属品は簡易的な1枚ペラの説明書とUSB ACアダプタ。そして販売元で付けている付属品はiPhone付属のものに酷似したイヤホンとHDMIケーブル、ハードケースなどの小物類が付属してきました。
外観は3DS LLに似た外観で重さは300g。コネクタ類は背面にイヤホン、HDMI、マイクロUSB、マイクロSDスロットがありました。
・とりあえず初期設定
電源を入れてみると、Androidの標準的なセットアップ画面は無く、いきなり通常のロック画面・ホーム画面が表示されました。
まず、初期状態では画面の回転がオンになっているため、横画面固定に設定しました。こちらは通知領域より簡単にできました。
続いて標準言語が英語になっていますが、こちらも日本語に設定します。設定画面は標準的なAndroidそのものですので、難しいことはありません。併せてタイムゾーンも「東京」に設定することも忘れずに。
そして、入力システムが英語にしか対応していないので、GooglePlayでGoogle日本語入力などのアプリを入れておく必要もあります。
この当たりは普通のAndroid端末と変わりませんので、Androidの設定に慣れている人であれは特に迷わずに出来ると思います。
・プレインストールアプリは・・・
まず各種対応のエミュレータとして、「ワンダーロイド」と「RetroArch」の2種類がプレインストールされています。前者は起動すると違法なダウンロードサイトへの誘導されるもので非常に怪しげなものです。後者はPC等でも幅広く使われているもので比較的安心できるものですので、プレインストールのエミュレータアプリを使うのであれば後者でしょう。
ただ個人的には「RetroArch」はいまいち使いにくいので、GooglePlayにあるエミュレータアプリを色々と試してみようと思っています。
※追記 販売元によってプレインストールされているファイルが若干異なる場合があるようです。
・それ以外のアプリは・・・
端末の形状的に横画面固定で使うことになりますので、横画面に対応したアプリであればほとんどのアプリは問題なく使えそうです。
ゲームやエミュレータアプリに関してはジョイパットなどのコントローラーに対応しているものであれば特に設定せずにそのまま使えそうです。また、パット非対応のアプリでもパット操作を画面タッチに割り当てる設定ができるのでアプリによっては有効に使えるかもしれません。
また、ゲームだけではなく動画鑑賞にも適しています。試しに普段使っているdアニメストアのアプリをインストールしてみましたが、非常に快適に視聴できました。音に関しても音質に関しては高音質とは言えませんが音量を大きめにしても不快な音割れなどはなく、セリフなども聞き取りやすく、内蔵スピーカーとしては大きな不満はありません。
・総評
横画面固定のクラムシェル型なので使うアプリは選びますが、ゲーム機としてだけでなく、通常のAndroid端末としての使い勝手も良くお勧めできます。
実売3万円弱という価格はちょっと迷いましたが全体的に使い勝手もよく買って正解でした。