【今日買った物】ELPA FM/AMラジオ ER-C56F

今回購入したものは高感度・高性能なFM/AMラジオ、ELPAのER-C56Fです。

こちらのラジオ、ELPAということで本当に大丈夫なのか・・・と心配になりますが、評判が良いようなので購入しました。

しかし、実際に電源を入れて受信をしてみるとその不安は吹き飛びました。FM/AM共に感度がものすごく良く、非常に驚きました。

 

 

ELPA AM/FM高感度ラジオ ER-C56F

ELPA AM/FM高感度ラジオ ER-C56F

 

 

■受信機能について

この手の高感度ラジオはFM/AMの他に短波やものによってはエアーバンドまで受信できるものが多いですが、このラジオはFM/AMのみです。その代わり価格は安めでAmazonでは3000円という価格でした。

まず、チューニング機能の多彩さには驚かされます。ボタンとダイヤルによるチューニングの他にテンキーから直接周波数を入力するダイレクト選局もあります。

また、周波数ステップはFMでは0.01Mhz単位、AMでは1Khz単位となっています。もちろん、通常のFM 0.1Mhzステップ、AM9Khzステップでも選局はできます。

メモリも10ch×10ページの100局登録に対応しています。

また、AMでは帯域幅を狭くして受信する機能があり、これを使うと音質は低下するものの、ノイズが大幅に低減され、特に電波の弱い局の受信時は非常に高い効果を発揮します。

 

■受信感度について

まず、我が家では通常のラジカセクラスの感度のラジオではAMはNHKIBS茨城放送が精一杯です。夜間になるとニッポン放送あたりも受信は可能ですが、ノイズがひどくまともに聞き取れる状態ではありませんでした。

このラジオを18時頃にテストしたところ、AMは関東近郊の民放はほぼクリアに聞くことができました。他のラジオではTBS・文化放送ニッポン放送は頑張れば受信は可能ですが、ノイズが酷く聴取に耐えうる状態ではありませんでしたがこのラジオでは安定して受信できます。遠方の局も数多く受信でき、600km以上離れた石川県金沢市MRO北陸放送も何とか受信できました。

 

なお、19時頃にテストしたろころ、放送内容を難なく聞き取れるレベルで受信できる放送局はなんと46局も受信できました。北は北海道、南は熊本あたりの放送局まで受信することができました。もちろん、全ての放送局が受信できる訳ではありませんがかなりの高感度を誇ることがわかります。

 

■総合評価

短波放送の受信が出来ないのですが、AM放送の受信用には非常に感度が良くFMも良好な音質で受信できる上、イヤホンや外部スピーカー等を接続すればステレオで聞くこともできますので、感度の良いラジオをお探しでしたら間違えなくお勧めです。

 

【2018年まとめ】今年買ったガジェット類たち

2018年もまもなく終わろうとしてますが、その前に今年購入したガジェット類を振り返ってみようと思います。今年はオーディオ機器が多めになってます。

 

【1月】

1月は大きな購入品はなかったようです。

 

 

【2月】

パナソニック コンパクトデジタルカメラ DMC-CM10

パナソニックスマホコンデジDMC-CM10です。スマホの筐体に1インチセンサの単焦点コンデジを詰め込んだ非常に小型な高級コンデジでした。

発売当時は10万円近くの価格だったと思いますが、型遅れの展示品処分を3万円で購入しました。

 

・オーレックス アドレスユニット AD-3S

東芝のオーディオブランド、オーレックス製の1970年代の製品。オーレックスオリジナルの「アドレス・ノイズリダクション」を後付けで利用できるユニットです。

非常に珍しいものが安価で売られていたので確保した覚えがあります。

 

 

【3月】

FREETEL スマートフォン RAIJIN

前々から気になってた機種が19800円で売られてるのを見つけて衝動買いしました。この機種はDSDSに対応しており、通話専用のドコモ回線と、データ通信専用のMVNO回線の2つのSIMを挿入し同時に待ち受けできるので重宝しています。

 

 

【4月】

4月は特に大きな購入品はありませんでした。細かいものではBuletoothスピーカーや防災ラジオ、あとはジャンクのパナソニックバブルラジカセを購入してるようでした。

 

 

【5月】

東芝(オーレックス) ハイレゾラジカセ TY-AK1

東芝がかつてのオーディオブランドAurexの名で発売したハイレゾ対応のラジカセを購入しました。カセット再生がそこそこ気持ちよく聴ける音質で再生できるラジカセで、非ハイレゾ音源を高域補完でハイレゾ相当で再生する機能も搭載しており、BGM用として愛用しています。

 

 

【6月】

ドンキホーテ ドンキホーテ ジブン専用pc&タブレット3

ドンキホーテ自社ブランドで発売している2万円のWindows10搭載の10in1タブレットです。数ヶ月、メインのモバイル環境として使っていましたが、容量の少ない内蔵eMMCドライブを補うために使用していたマイクロSDカードが故障し、構築した環境が崩れてしまってからは放置中です(笑)

 

 

【7月】

・パイオニア Wカセットデッキ T-WD5R

こちらはパイオニアの1996年発売のカセットデッキです。普及モデルのカセットデッキに高性能なデジタルプロセッサを搭載し、録音状態の悪いテープも音質を補正してそこそこ聴ける音質で再生してくれるカセットデッキです。テープを選ばずしっかり再生してくれる点と我が家で唯一のオートリバース機ということで現在もメインラックで活躍しています。

また、録音の音質は特段良い訳ではないですが、録再Wリバース搭載なのでFMラジオ番組の長時間録音時にも使っています。

 

 

【8月】

Apple MacBook AIR

Appleのモバイル向けノートPC、MacBookAIRの2014年モデルの中古を購入しました。我が家で唯一のMacOS搭載機でモバイルよりも自宅でサブ機として活用しています。

 

・ビクター FMチューナー FX-E7700

ビクターのセットコンポのチューナー、FX-E7700をジャンクで購入しました。FMチューナーを欲しいと思い購入しておりましたが、数ヶ月使っていると受信したりしなくなったりと動作が不安定になり現在は使用していません。

 

 

【9月】

特に大きな買い物はしていないようです。強いて言えば8月に購入したMacBook AIRで使用するためのキーボード・マウス、ノートPCスタンドくらいでしょうか?

 

 

【10月】

ソニー カセットデッキ TC-K333ESG

ソニーの高級カセットデッキ、TC-K333ESG。今回はハードオフではなく、修理・メンテナンスをして販売されている業者さんからネット通販で購入しました。

整備済みの品なので一般の中古よりちょっと高価でしたが安心して使えそうなものという点と以前から気になってたESシリーズのカセットデッキということで思い切って購入しました。

現在はメインのカセットデッキで活躍してもらっています。

 

 

【11月】

TEAC カセットデッキ V-5010

TEACの中級クラスのカセットデッキです。ハードオフで保証付きの中古品で購入しました。音質は10月に購入した333ESGには及ばないものの非常に良質でメインラックでサブのカセットデッキで使用しています。

 

ONKYO MDデッキ MD-125

ハードオフで動作品ジャンクで安価でしたので購入しました。完動品でMDとしては高音質なのでメインラックで気軽に楽しめる音楽メディアとして活用しています・

 

KENWOOD CDプレーヤー DP-7010

1988年発売、30年前の中級クラスのCDプレーヤーでこちらも比較的安価でしたので衝動買いしました。中級機とは言え、定価59800円の発売当時最も売れていたクラスの商品だけあって力が入ってるのでしょうか?他の手持ちのCDプレーヤーと比べると気持ちの良い音がしますね。

 

 

【12月】

特に大きな買い物は「今の所」ありません。恐らく、今年残り2日でハードオフ行く時間はないと思うので大丈夫だと思うのですが(笑)

小物ではカセットテープをメルカリで計35本ほど購入しました。ノーマルポジションの廉価テープばかりですが、80分や120分などの現在新品で入手が難しいものを中心に色々と確保しておきました。

 

 

今年はカメラは1台しか買ってないんですね(笑)そして、オーディオは購入した数は少ないですが大半はメインラックで活躍してるので、メインラックの様子は一気に様変わりしました。

【加熱式たばこを使ってみた】Kent Glo編

先日、以前から気になっていたGloを購入してみました。

価格はシルバーモデルが2980円、ブラックモデルが3980円とカラーバリエーションによって価格に差があるようです。今回は安価なシルバーモデルを購入しました。

 

調べてみると、Amazonでは2345円で購入できるようです

 

glo(グロー)シルバー スターター・キット 本体

glo(グロー)シルバー スターター・キット 本体

 

 

■外観

見た目はモバイルバッテリーみたいです(笑)重量は約100g程度となっており、はじめは「ちょっと重いな」と思いましたが、慣れてくると使い勝手も考えるとこれはアリだな。と思えるようになってきました。

 

■充電

充電はマイクロUSB端子で行います。ACアダプタやケーブル類も付属してますが、市販のモバイルバッテリーなどのUSB給電ができる機器で気軽に充電することができます。本体と大容量バッテリーが一体型なので、1度充電してしまえば約30本吸うことができます。

アイコスの場合は、一度付属のポケットチャージャーにセットし、1本分の電力を本体に充電する必要があり、しかもそれに4分程度かかるようですが、Gloの場合はその必要がありません。

 

■吸いはじめ~吸い終わった後

吸うための準備はGlo専用のたばこスティックをセットし、電源ボタンを長押しします。電源が入るとバイブが動作し、電源LEDが点滅をはじめ加熱を開始します。

充分にタバコが熱せられ吸える状態になるまで約40秒かかります。吸える状態になると、電源LEDが全点灯し、同時にバイブで知らせてくれます。

その後吸える時間は3分30秒、吸い込んだ回数は関係ないようです。残り30秒を切ると再びバイブで知らせてくれます。

 

■吸い殻は・・・

吸い終わった直後に取り出すとたばこスティックからは少し煙が出ており、少し熱を持っておりますので、念のため灰皿などの安全な場所に捨てておくのが良さそうです。少し置いてからたばこスティックを取り出すと煙は出ていないので普通に燃えるゴミとして捨てても問題ないと思います。

 

■連続して吸える?

アイコスは1本分吸うと約4分の本体充電が必要になりますが、Gloの場合はそれは必要なく、続けて吸うこともできます。吸い終わった直後でも再加熱は40秒かかりますが、40秒でまた吸うことができるのはヘビースモーカーには嬉しい仕様です。

 

■吸い心地、味は?

通常のたばこよりもやや軽い感じはしますが、満足感は通常のたばこと変わらないような気がします。

 

■総評

本体がたばこと同じスティック型でないことを除けば使い勝手、吸い心地ともに満足ですが、吸い始めの加熱に40秒はちょっと長い気がしますね。

 

 

 

 

【ジャンクオーディオ】20年ぶりにMDを使ってみた感想。

うむ・・・自分がリアルタイムでMDを使っていた時期からそんなに経つんですねぇ。

通りでMDがえらく懐かしく感じられるわけです(笑)

 

・MDの音質について・・・

まず、MDの音質ですが、よく圧縮音源なのでCDと比べて音質が良くないと言われますが、自分の耳で聞く分には正直あまり違いがわかりません。

もちろん、再生機器のDACの差はありますが、同じDACで再生されるCD/MDワンボディー型のデッキで、CDとそれをデジタルコピーしたMDで音質の差は感じられませんでした。

 

スペアナで確認するとMDの音は19khz付近から上の音がカットされていますが、19khzは若い人の耳でも聴覚上の限界付近、リアルタイムでMDを使ってた世代の人ですと19khzの音が聞こえるひとはあまりいないと思います(笑)

 

・MDの利便性

MDはシャッター付きのシェルに覆われた光ディスクなので取り扱いが楽です。新品のメディアを買うとケースも付属しますが、普段使いではケースに格納しないでラフに扱ってもよほどの事をしない限りは問題ありません。

そして小さいのでよく聴くMDをデッキやオーディオ機器の近くに置くこともできますし、扱い安さでは数ある音楽メディアの中でもかなり秀逸ではないでしょうか?

そして録音時は音源がCDなどのデジタルメディアであればそのままデジタルコピーができますし、アナログソースの録音時もクリッピング防止のためやや小さめの音量で録音しても音質にはあまり影響はなさそうです。

 

・編集が便利

ディスクメディアの特徴でもある単体での編集機能の秀逸さが素晴らしいです。

まず、簡単にトラック分割をできること。CDからのデジタルコピーでは不要ですが、アナログソースの場合は意図通りにトラックが自動分割されないことがありますが、MDの場合は簡単にトラックの分割や結合を行うことができるので非常に便利ですし、無音部分の消去も簡単に行えますので、アナログ録音時でも録音開始のタイミングをシビアに気にする必要はありません。

 

・録音が簡単

カセットテープの場合は良質な音質をするためには事前にテープの特性に合わせて録音レベルやバイアスなどの調整を行わないと記録メディアの特性を活かした録音ができませんが、MDの場合は非常に簡単で、デジタル録音時は単純な録音操作のみで最高の音質で録音できます。アナログ録音時もメディアの特性を考慮しなくても録音レベルがピーク時で0dbをオーバーしないように設定すれば誰でも簡単に良質な音で録音ができます。

特にCDからの録音などのデジタル録音時ではデッキの性能差が出にくいので、ラジカセやポータブル機でも良質な音質で録音できるため、MD普及が始まった頃は録音対応のポータブル機が人気でした。

 

・MDの欠点も・・・

MDメディアの欠点は録音時間。後期にMDLPなどの機能で改善が図られますがMDの標準仕様では最大80分。CDをそのままダビングするためには充分な録音時間ですが、2枚組のLPを録音しようとすると、僅かに収録時間が足りないことが多いですし、FMラジオも2時間番組を収録するにはモノラルにする必要がありますので、CD以外の録音にはやや不便なことが多いですね。

あとは2018年現在、MDの記録メディアはソニー製のものが現行でありますが、実売350円程度とやや高価なのが難点です。まぁ、それでも家電量販店などで普通に購入できるだけ有り難いんですけどね(笑)

 

・機器やメディアトラブル時のリスクも・・

デッキや記録メディアの不調時、MDは録音後まったく再生できないこともあります。また、追加録音時も機器の不調などにより最悪、ディスクに記録されている全ての音が消えてしまうこともあります。ディスクメディアならではの欠点ですね。

また、機器やメディアに不調がなくても、録音中や録音後、TOC情報の書き出し前にデッキの電源を落としてしまうと、再生できなくなってしまいます。

機器の電源ボタンでしたら問題はないのですが、アンプと電源を連動させている場合は特に注意が必要です。

大抵の場合は録音後にイジェクト操作をするとTOC情報が書き出されますので録音後は一度ディスクのイジェクト操作をするようにしておいたほうが良いでしょう。

 

・使ってみた感想

今使っても非常に気軽に扱える便利な記録メディアだとおもいます。アナログ機とくらべて面白みには欠けるような気もしますがCDより気軽に、そしてラフに扱えるので非常に便利な機器ですね。

 

 

【ジャンクオーディオ】KENWOOD CDプレーヤー DP-7010

丁度、CDプレーヤーが1台欲しいと思ってたところでハードオフKENWOODのCDプレーヤー、DP-7010が手頃な価格で動作品が売られてましたので購入しました。

 

1988年、昭和63年に発売されたモデルで昭和で最後のモデルといったところでしょうか?

 

・外観チェック

この時期のCDプレーヤーらしく、多くのボタンを搭載したデザインが特徴で、特にワンキーで選曲できる20キーのボタンがあるため、10曲を超えるCDでもワンキーで選曲を行うことができます。

表示パネルは大きめで非常に見やすいものとなっています。この時期のCDプレーヤーではよく見られるカレンダー表示機能も大きめになっています。

 

・入出力端子のチェック

まず、アナログ出力は2系統あり、1系統目は通常のライン出力ですが、2系統目はレベル可変でフロントパネルから出力レベルを調整できます。この出力レベルは前面ヘッドホン端子と共通なので使い道があまり思い浮かびません・・・。

デジタル出力は光と同軸を各1系統を搭載してます。

 

・外観チェック

この時期のオーディオ機器としては一般的なやたらボタンの数が多いのが特徴ですが、取扱説明書がないため、機能がよくわからないキーもいくつかあります。

インシュレーター部分はサスペンションのような機構を搭載しており、軽く押さえると沈み込むのがはっきりと確認できます。振動を吸収する機構としてはちょっと面白いものですが、このデッキの上に他のデッキを置いたりしたらこのサスペンションは意味が薄れるのでしょうかね。

 

・動作チェック

CDの再生は問題がないようで、軽く本体をゆする程度では音飛びをすることもありませんでしたので状態は良さそうです。

音質の当時の中級機だけあって、そこそこ良さそうです。

一部の表示灯が点灯しないものもありますが、実用上まったく問題ないものなので、気になりません。

同軸接続でMDデッキとデジタル接続してみましたが、デジタルでのダビングも問題なく行えましたが、何故かトラックの分割が行われませんでした。まだデジタル録音機器が広く普及する前の機種ですので、このような機能は存在しなかったのかもしれませんね。他にこの時期のCDプレーヤーを所有していないのでわかりませんが(笑)

 

・総評

CDプレーヤーは使用頻度が低いのですが、我が家のオーディオ機器は80年代前半から90年代前半の機器が多いので、その辺の機器と合わせて設置すると違和感がなく非常にかっこいいです。中学生の頃に憧れてたコンポの姿ですね(笑)

これでスペアナがあれば何かが完璧なのですが、430cm幅のスペアナ表示つきのグライコって見かけないんですよねぇ(笑)

 

 

 

 

 

 

【ジャンクオーディオ】ONKYO MDデッキ MD-125

先日、ハードオフで見かけたONKYOのMDレコーダーMD-125、うっかり購入してちゃいました(笑)

 

MDデッキ自体はハードオフでもよく見かけますが、その殆どはミニコンポサイズの小さな筐体のものばかりですが、430mm幅のフルサイズのMDデッキはあまり見かけないのでつい購入してみました。

 

1997年発売で、ちょうどMDが急速に普及してきた時期のモデルで定価74800円とMDデッキとしては高価な部類に入るものではないでしょうか?

 

・スペック紹介

1997年発売のモデルで機能的には非常にシンプルでMDLP等の拡張規格には対応していません。

特に入力端子が豊富であるのが特徴でアナログ1系統に加え、同軸デジタル1系統、光デジタル2系統の計3系統のデジタル入力が搭載されており、前面パネルのつまみで簡単に切り替えることができます。

DAコンバーターは20bit対応しており、カタログスペックでは20bitでMDに記録していると書かれていますが詳細は不明です。

他の機能面では非常にシンプルなもので、20bit DA/ADコンバーター以外は目立った特徴はなさそうでうす。

 

・まず外観チェック

この時代のオーディオ機器で主流だったシャンパンゴールドのフロントパネルで非常に高級感のあるデザインですが、非常に軽いのが気になります。オーディオ機器は高価なものは重くてずっしりとしてるものですが、4.6kgとこのクラスの機器としては軽量な部類に入ると思います。価格ほどコストがかかってないのかもしれませんね。

フロントパネルは中央にMD挿入口と表示パネル。表示パネルはMDデッキとしては一般的なものですが、430mm幅の機器なので表示パネルは大きめで見やすいです。

 

・動作確認

まず、録音済みのMDメディアの再生については問題無さそうです。次に自分がよく使うアナログ入力での録音を試します。

表示パネルにレベルメーターがあり、カセットデッキのような大きなものではないですが、レスポンスが良いメーターが付いてるので、録音レベルの調整は非常に行いやすいという印象を受けました。また、±0dbを超えてしまった場合は「OVER」の表示が出るので非常にわかりやすいです。

そしてデジタル入力での録音は録音レベルは固定ですが、ちょっと不思議な仕様はCD再生とシンクロして録音開始する機能がないようです。取り扱い説明書がないのでもしかしたら何かしらの設定が必要なのかもしれませんが、それらしき設定は見当たりませんでした。

いままで数台のMDレコーダーを使いましたがこのような仕様は初めてでちょっと驚きました。

 

・総評

MDレコーダーとしてはシンプルで使い勝ってはよく音質も良好とは言えますが・・・MDが広く普及し低価格なモデルの出始めてきた1997年でこのデッキで74800円という定価にはちょっと疑問を感じます。

そして、ちょっと不思議なのはモノラルモードが搭載されてない点です。MDは標準仕様では80分とCD記録には適した収録時間ですが、ラジオのエアチェック時にはちょっと短いのでモノラルモードを使いたいこともあるのですが、こちらはちょっと不便な点ですね。

それ以外には大きな不満はなく使いやすい1台だと思います。

 

【ジャンクオーディオ】オーディオテクニカ AVセレクター AT-SL70

先日、ハードオフにてオーディオテクニカのAVセレクター、AT-SL70を見つけて購入しました。都合よく2台ありましたので、2台購入しました。

f:id:tomomik452:20181125142420j:plain

こちらの製品はビデオ機器を計4台切り替えることができるセレクターなのですが、こちらは単に4台の出力を切り替えるだけではなく、セレクターに接続された機種同士、自由な組み合わせでダビングを行うことができます。

 

今回はビデオではなくオーディオ機器で使用しており、カセットデッキやMDデッキなどの録音機器の切り替えに使用しています。

従来は一般のAVセレクターにAVスプリッターという分配器を使ってましたが、この組み合わせの場合、セレクターで接続された機器同士のダビングができませんが、このセレクターを使うとそれができるようになります。

 

これが2台入手できましたので、アンプのテープ1とテープ2のそれぞれの入出力端子にこのセレクタを繋ぐことにより、計8台の録音機器を接続し自由な組み合わせで録音に使用することができます。

 

そしてこのセレクターの使いやすいところは、VTR用の4系統+入力のみのビデオディスク用端子が用意されています。このセレクタのモニタ出力にアンプのテープ入力端子に、アンプのテープ出力端子をビデオディスク端子に繋いでおくと、他の4系統をテープデッキなどで自由な組み合わせで使えるので非常に便利です。

 

この手のAVセレクターはVHSテープのビデオデッキ全盛期は色んなメーカーから出ていたのですが、今現在では発売されておらず、非常に貴重な存在になっています。また、仕様としてはオーディオ用途に使いづらいものも多いので今回のAT-SL70は非常に素晴らしい掘り出し物でした。