【最近買ったもの】エレコム 木のスピーカー 2.1chモデル MS-131

たまたま行ったリサイクルショップで1200円の価格で売られていて、つい買ってしまいました(笑)

 発売から6年経つ製品ですが、なんと現在でもメーカーWebサイトでは現行機種として紹介されていて驚きました。

木のスピーカーシリーズは廉価な価格帯でありながら音質で定評があり私もこれで3台目だったりします。

 

 

このスピーカーは量販店でも3000円~4000円くらいで販売されている最低価格クラスの2.1スピーカーとなっています。

まずこの製品の特長は使い勝手の良さです。ウーファー部前面には普段抜き差しして使う端子類が装備されているのですが、ヘッドホン端子のほかにマイク端子やAUX入力端子が用意されており、SKYPEなどのVoIPサービスなどの利用やニコ生の放送などで利用する方にも都合が良さそうです。

また、スマホやポータブルプレーヤーを接続できるAUX端子が装備されており、前面から付属ケーブルで接続し使用することができます。前面端子に接続すると自動的にAUX入力に切り替わり、外すと背面からの入力になり、切り替えスイッチ類はありません。

 

パソコンへの接続をはイヤホン端子とマイク端子に繋ぐためのステレオミニジャックのケーブルが2本直付けになっています。併せて電源はAC100Vをそのまま繋ぐタイプでコンセント付近で邪魔になるACアダプタではないのはありがたいです。

また、左右のサテライトスピーカーの接続はピンジャックによる接続になっていますので、設置時などの配線は非常に行いやすいです。

 

音質は低音のバランスやサテライトスピーカーとウーファーの音の繋がりも良くウーファーを意識させない音が鳴ります。

低音域は音楽などの低音域は気持ちよく出て聞きやすいですが、映画などを視聴する場合は爆発音などの超低音が含まれる音は苦手なようです。

それ以外は音質は非常に良く様々な音声ソースで気持ちよく聴ける音質にっています。

 

視聴用のソースで音響のこだわりに定評のあるアニメ「ガールズアンドパンツァー劇場版」で試聴してみましたが、弾丸が飛び交ったり、当たったときの鋭い金属音などは驚くほどリアルに再生されており、とても実売3000円台のスピーカーだとは思えない音質でしたが、大きな爆発音が鳴るシーンでは鳴らしきれてない感じがしますので、ゲームやアクション映画などには向かないかもしれません。

音楽では様々なジャンルの音楽で聴きましたが、低音を多く含むJ-POPなども含め、概ね気持ちよく再生されました。

ただ、最近?の録音でよくあるドンシャリ気味の録音の音楽ソースとは一部相性が悪いかもしれません。この辺は好みの問題だとは思いますが。

 

音質面では大満足ですが、不満点もいくつかあります。

まず、前面パネルの端子類ですが、3.5mmミニジャックがAUX、マイク、ヘッドホンと並んでいますが、その3つが識別しにくい点です。PCの背面などのように色分けがされておらず、刻印もデザイン上の理由か見にくい色でぱっとみた目では刻印があることすらわからないレベルなので、刻印でも判別できません。

あとはボリュームつまみ類。ウーファー音量とメインボリュームの2つのつまみがありますが、その2つのつまみの間隔が狭すぎて若干操作がしにくい点が気になります。

また、音質調整はサブウーファーの音量調整のみで高音域の調整ができない点が不満です。低価格機とはいえ、低音・高音の調整くらいは欲しかったですね。

 

しかし、価格を考えると音質面では素晴らしくお勧めできるPCスピーカーだと思います。