アナログ・・・ではないですね。今回はデジタルオーディオ時代の機器ですのでアナログオーディオ道を名乗ってもいいのか迷いましたが、レコードを楽しむためのスピーカーですのでいいですよね(笑)
夜間に小さな音で楽しむためのスピーカーが欲しいと思い、中古ショップを物色してたらサンスイのS-9MHというスピーカーを2980円で見つけたので購入しました。
音は問題ないがサランネットのツメが欠損というものでした。
手頃なサイズと今は無きサンスイブランドというのに惹かれてしまいました。
正面から見るとごく普通のミニコンポ用スピーカーですが、背面を見るとなんと背面のもウーファーユニットが搭載されています。
そして実際に音を鳴らしてみて驚きました。ダブルウーファー構成ということで低音はしっかり出てますが、意外と強調させすぎる事もなく素晴らしいバランスです。
このウーファーユニットのせいか小型ブックシェルフスピーカーとは思えないボリューム感のある良好な音になっています。
そして調べてみましたがこのスピーカーはどうやら1996年に発売されたビクターのミニコンポUX-MD1のOEM品らしく、当時の実売価格コンポ一式で10万円程度の中級機クラスでした。
音量を上げると音にメリハリが弱いのが気になりますが、比較対象がJBLの4312Bですから仕方ありません。大きさが全然違いますもの(笑)
ポップスやロック等には合いそうですがジャス等を聴くとちょっと不満がでるかもしれませんが、小音量用のサブスピーカーとしては充分なポテンシャルを持っています。