【アナログオーディオ道】DENON MCカードリッジ DL-103Rを買いました。

私の環境でもMCカードリッジが使用できるようになりましたが、残念ながらMCカードリッジを持ってません。

ですので・・・買ってしまいました(笑)

 

今回購入したものはMCカードリッジの定番中の定番モデルとも言われてるDL-103の発電コイルに高純度銅を使用した上位モデルです。それ以外の部分はほぼ同じらしいです。

ベースモデルのMC-103は1964年に発売されたロングセラーモデルです。NHKとの共同開発で、当初はNHKの放送設備で使用されていたそうです。

何がこのカードリッジが凄いかと言うと、1964年の発売から2017年現在まで全く仕様や性能を変えずに生産されているということです。強いて言えば定価は流石に変わってますが(笑)

そして、いくつかのバリエーションが発売されていますが、2017年現在で生産されているのはベースモデルのDL-103と今回購入したDL-103Rの2機種です。DL-103Rは比較的発売は新しいですがそれでも1994年発売でこちらも20年以上経過しています。

 

実際に試聴してみたところ、いままでメインで使用していたオーディオテクニカのAT-100Eと比べて全体的にクリアですっきりした音となっており、聴いていて心地よい音であることは間違えありません。流石、基本設計が50年以上も変わらず使われてるのも納得です。

 

そして驚いたのはデータシートが添付されている点です。こちらは1台1台、すべて周波数特性や出力電圧などを検査して出荷されているようで、測定器によって印字されたと思われる周波数特性の用紙に出力電圧などの特性が手書きで書かれています。

実売3万円代のカードリッジですが、このようなものが付いてるとなんかすごくプレミアムなものを購入したような気分になりますね?

 

 

DENON MC型カートリッジ DL-103

DENON MC型カートリッジ DL-103

 

 

 

DENON MC型カートリッジ DL-103R

DENON MC型カートリッジ DL-103R