まず、初めに断っておきますと、今回の記事はオーディオ用語が多めなので、カーオーディオをやったことない人にはちょっとチンプンカンプンかも知れません(笑)
私の車にスピーカーを追加し、同社の17センチ2Wayスピーカー、TS-C1720AとサブウーファーTS-WX110Aを追加しまして、サイバーナビの実力が発揮できる環境がようやく整いました。
ZH0007はマルチ接続に対応していないので、素直に付属のパッシブネットワークを使って内蔵アンプに接続。サブウーファーは専用端子があるのでそちらに接続しました。
正直、内臓アンプ+パッシブ接続なのであまり期待していませんでしたが、予想以上の音が鳴ってびっくりしました。
設定はサブウーファーとドアスピーカーのクロスポイントはナビ側で低めの80Hzに設定に設定しました。あくまでもドアスピーカーで不足する帯域の補強という意味で入れていますので、ゲインはかなり低めに設定してます。
この設定ですとサブウーファー単独で音を鳴らすとほとんど音は出ませんが、このくらいで大丈夫です。サブウーファー単独である程度音が聞こえるような設定ですと低音が不自然に強くなって下品な音になってしまいます。
フロントスピーカーは付属のパッシブネットワークを使い素直に接続し、タイムアライメントの数値は実測値で運転席から左右のツイーター・サブウーファーまでの距離を入力しました。
(このナビではフロント3Way構成ができないため、個別には設定できません)
この状態で聞いてみると意外とまとまった音が鳴ってくれて驚きました。タイムアライメントとサブウーファーとのクロスポイントはこれでいいんじゃないかと思えるくらいの結果でした。
音は概ね良好ですが、高音域が妙に耳につきますので、この編はイコライザーで軽く調整。とは言っても15バンドのイコライザーを搭載してますので、音楽を聴いての調整だと大変なことになりますので、トーン信号入りのCDを使い耳で各周波数帯の音が均等になるように調整。調整は左右独立EQがないので簡単です(笑)
はやり耳で聞いたとおり、高音がきつかったようで、イコライザーは高音だけが若干落ちるようなイコライザーカーブになりました。
この状態でテスト用のモノラル音源の曲を聴いて、若干右に寄っているようなので、そこだけを軽く調整した結果、ある程度満足のいく定位と音にすることをできました。
前の車とは違って今回はハイエンド機に近いような調整能力を持たないヘッドユニットですが、内蔵アンプの性能が良いのか、想像以上の音が鳴り大満足です。
今回は取り付けを行ったショップでバッフルボードの在庫がなかったため、バッフルボード及びスピーカー周りの簡易的なデットニングを後日行うため、それで音がどう変わるか・・・非常に楽しみです。
今回の取り付けにあたって、以前からお世話になっているイエローハットのオーディオ担当者の方にはお世話になりました。こちらの担当者の方は、個人でも外部アンプを使った5.1chシステムを組んでいたりと、カーオーディオに関して深い知識と経験をお持ちの方で、今回のシステムもその方と相談させてもらった上でシンプルな構成になりました。量販店でもこのような店員さんが各店に1人くらいいればいいんですけど・・・・なかなかいないんですよね(汗