【最近買ったもの】HDMIダウンスキャンコンバーター AZ-HC580

 今回買ったのは、カーオーディオのAV入力(ビデオ入力)にHDMI機器を接続するためにダウンスキャンコンバーターを購入しました。

Amazonで送料込みで1073円というお値段でしたのでダメ元で購入しました。

 機能的は単純にHDMI入力をビデオ入力に変換させるアダプターです。

 

 

接続は出力側のHDMI機器と出力側のモニターやテレビなどの入力機器を接続するだけで動作します。

実際に車に接続する前に部屋のテレビでテストを行いました。検証を行った環境はノートPCのHDMI出力とテレビのビデオ入力を接続して行いました。

電源はHDMIからの電源供給で動作しました。

しかし、デスクトップ画面では問題なく動作したものの、マウス操作を行い画面が変化するとそのタイミングで画面がちらつきます・・・。

これはハズレか・・・・安物だからまぁこんなもんか・・・と思いましたが、ふと付属の電源供給用のUSBケーブルが目に入り、試しにつないだところ画面のちらつきも発生せず安定して動作しました。

画質に関してはビデオ出力ですのでそれなりに劣化はしますが、7インチ程度のモニターで映像コンテンツを楽しむ分には問題ないレベルの画質は確保されてます。

さすがに解像度も違いますので細かい文字の判別は難しいですが、少し大きめの文字であれば何とか判読できるレベルの解像度はありました。昔懐かしいMSXなどの家庭用TVにつながる8ビットホビーパソコンを彷彿させるような画質で懐かしい気分になってきました。

 

そして実際に車の7インチモニター付きのオーディオに繋ぐと・・・・映像が安定しません。ちらつくどころか電源が入ったり切れたりするようでした。

原因は電源供給に使ったUSBポートにありました。この程度の機器だから問題ないだろうと電源供給能力の表記のない、シガーライターの増設タップについているUSBポートを使ったため安定しなかったようです。2.1A出力のUSBポートを使って給電したところ問題なく表示できるようになりました。

画質の面では7インチの車載モニターで使う分には問題ないレベルの画質でしたが色の再現性に関しては若干悪いようにも見えましたがビデオ入力ですからこんなもんでしょうかねぇ?

 

この機器に関しては電源が鬼門になりそうです。動作が安定しない場合は、より出力が大きく安定したUSB電源を使うことで解消できる可能性が高いようです。

また、車載用途ではエンジンが切れて電源が切れると再始動したときの動作に問題がある機器(HDMI機器を外すと再生が止まるなど)の場合はモバイルバッテリーで電源供給も良さそうです。

(dスティック+本機の組み合わせでは両方をモバイルバッテリーにつないで常時電源供給させるようにしたほうが使い勝手はよかったです。)

 

 

【追記】本体側面にビデオ出力のNTSCとPALの設定スイッチがあり、私の購入した個体では初期状態でPAL側になっていましたので、接続前に注意したほうがよさそうです。