実は、随分前に格安でノートPCを買ったんですが・・・。価格ははっきりと覚えてませんが12800円程度で第8世代i5を搭載した富士通製のモバイルノートです。
13.3インチ液晶でありながら約900gと超軽量、TypeC給電にも対応しているので色々使えそうだと思って購入したのですが罠がありました。
こちらのパソコンの最大の問題点はメモリが4GBで増設・交換不可という点です。
折角のi5搭載ノートですがこれでは台無しです。もちろん動作もかなり厳しい感じでそのまま放置していました。
そしてふと先日思いついて、あのノートにLinux入れたらどうなるんだろう・・とww
■そもそも、Linuxとは?
元々はサーバーやワークステーション向けのOSであるUNIXと互換性を持つオープンソースのOSです。要は仕様が公開された無料で使えるOSということです。
元々サーバーなどで使われることを前提にしており、安定性は高く、Windowsと比べて動作が軽いと言われています。
Linuxは様々な団体から様々なディストリビューションが公開されておりますが、今回はLinuxの中で最もシェアの高いUbuntuを入れてみました。
■インストールをしてみる!
大まかなインストール手順はWindowsなどとほとんど変わらず、まず最初にインストールメディアを作成します。
各ディストリビューションのサイトでISOファイルをダウンロードすることができるので。こちらをダウンロードし、Rufus等のツールを使いUSBメモリ等に書き込み、インストールメディアを作成します。
あとはPCをUSBメモリから起動し、画面の指示通り進めていけばインストールはスムーズに進みました。
細かい手順については私も解説できるほどLinuxに詳しくないので、各自ググってください(笑)
■軽く触ってみる。
インストールして、まずWiFiやBuletoothの動作を確認します。Linuxは全てのハードウェアで動作保証されている訳ではないので、WiFiやBuletooth、サウンド機能などが正しく動作しているのか確認する必要があります。
もし正常に動作しなかった場合、別のディストリビューションを試してみるとすんなり動作することがあります。
そして、GoogleChromeは簡単にインストールできるようだったので、それだけインストールをしてみると、RAM 4GBの環境でもそこそこ軽快に動作してくれます。
■色んなアプリが動くことにびっくり。
まず、驚いたのは意外といろんな種類のアプリがあること。特にライブ配信をやっている人には必需品のOBSStudioも動作します(笑)
アプリはUbuntuの場合は「Ubuntu Software」というストアアプリのようなものから簡単にインストールできるものもありますし、コマンド操作による操作でインストールが必要になるものもあます。
Ubuntuの場合は利用者が多いこともあり、その辺の手順を解説しているサイトはすぐに見つかります。OBS Studioの場合はこのサイトで解説している手順通り行ったら無事インストールできました。
■ワインを飲ませてみる!?
Linuxには有名なアプリでWineというアプリがあります。
こちらは導入はやや面倒ですが、色々と検索しながら試してみたところ、無事インストールができました。
こちらはなんとLinux上でWindowsアプリを動かすことができるアプリです。全てのWindowsアプリが動作出来るわけではなないですが、マイクロソフトOfficeも動作させることができるようです。
私が試した範囲では軽いアプリでも全く起動すらできないアプリもありますし、Windowsで動かしているときと遜色ない状態で動かすこともできます。
■とりあえず第一印象は・・・
今回インストールしたUbuntuの場合は色んな情報もあり、Linuxにかんする知識がほとんどない私でも何とかなりそうです。
そして、Windowsよりも格段に動作は軽いですし、なにより無料で使えます。
もし、ちょっと古い使ってないパソコンがあれば試してみると面白いかもしれませんよ。