Unihertz 超小型スマートフォン Jelly Proを2日間使ってみて

先日購入したUnihertzの超小型スマートフォン、JellyProを2日間使ってみた感想ですが・・・・。これウェアラブルバイスと言ってもいいレベルじゃないですかねぇ。

 

■とにかく軽い!小さい!

外観からはとてもAndroidがフル機能で動くスマートフォンとは想像できないレベルで、重量はわずか73g。普段ポケットに入れて持ち歩くキーホルダーが83gでしたので鍵よりも軽量と言えます(笑)

大きさは100円ライター2個横に並べたものより僅かに大きい程度、ポケットに入れておいても持ち歩いてることが全く気にならないレベルです。

ただ、小さいからとは言ってもマイクロSDカードスロットが省略されてたりカメラが極端に簡略化されてたりしないのが素晴らしい点ですね。

 

■動作は軽快!

小さく安価なデバイスで、CPUはMT6737 1.4Ghzと非力なものですが、RAM 2GBを搭載しているため、Webやメール、SNS閲覧など日常的によく使うものに関しては軽快に動作し、動作速度的には全く不満はないレベルです。

 

■アプリはほどんどが快適動作

日常的によく使うアプリは、Chromeブラウザ、gmail、雨アラーム、ツイッター公式アプリ、GoogleMapなどがありますが、この辺のアプリは流石に何の問題もなく使えます。文字入力もテンキー入力であれば問題無く行え、検索ワードの入力や短文であればメールやSNSの投稿などもまったく問題なく行えます。

ただし画面が小さく解像度も低い特殊な環境なので、一部のアプリでは表示が一部崩れたりするものもあります。(私の試した範囲ではTeamViewerでは一部のボタンが表示いされない等の現象がありました。それ以外ではバッテリーHDが機能的には問題ないレベルですが表示の一部が欠けるなどの現象がありました)

また、動画鑑賞や音楽再生に関しても問題なく楽しむことができ、内蔵スピーカーの音量も充分で聞き取りやすい音質です。

 

■動作が厳しいアプリも・・・・

ほとんどのアプリが動作しますが、画面が極端に小さく解像度の低いため、実用にならないアプリもあります。ほとんどのアプリでは全く問題ないレベルで使うことはできますが、ゲーム等は軽めのものはほとんど問題なく動作はしますが、解像度が低いため文字が潰れてしまい読めなかったり、操作対象が細かすぎて操作が困難でゲームとして楽しめないものが多いようです。

ただ、シューティングゲーム等は動きが激しいものでもそれなりに遊べましたので、ゲームに関しては「各自試してみてください・・・」といったところでしょうか?

 

■実用になるカメラ

小型でありながら、固定焦点ではなくAFに対応した800万画素カメラを搭載しているので、実用性は充分で、スマホ内蔵カメラとしてはAF性能も良好のようです。

また、撮影用LEDライトもしっかり搭載されてますので、寄って撮影する場合などの場合でも問題なく撮影することができました。

 

■バッテリーの持ち

バッテリーに関しては長時間の連続使用が多い場合はちょっと厳しいかもしれませんが、丸1日ポケットに入れてメールやSNS等のチェックやWebでちょっとした調べ物をしたりする程度の比較的ライトな使い方であれば丸1日程度持ちそうです。

バッテリー容量は少なめの900mAhなので、私の環境では充電はバッテリー残量10%以下の状態から2時間程度で完了するようです。

 

■メインとして使えるか?

用途にもよると思いますが、正直メイン端末としては厳しいかもしれません。画面が小さすぎます(笑)

ただ逆に小さいのでいままで以上に気軽に持ち歩けるので、通常のスマホとは違った使い方もできると思います。

 

 ■不満点も・・・

非常に不満点は少ない端末ですが・・・ストラップホールが欲しいですね(笑)

ただ、こちらは純正ケースを使えばカラビナなどにも使える大きいホールが付いてるので、とりあえずこちらを注文しました。

Unihertz Jelly Pro ケース, 世界最小の4Gスマートフォン, 白
 

あとはUSB端子がマイクロUSBである点ですかね。こちらも他のモバイル機器はUSB TypeCのものが多いだけにちょっと不便ですね。

 

だだ、総合的に評価すると非常に良い端末だと思います。ただ心配なのはいつかズボンのポケットに入れたまま洗濯しちゃいそうなのが怖いです(笑)