今回購入するのは、価格と信頼性で定評のあるAnkerさんのモバイルバッテリー、Powercore+10050です。
Ankerさんは低価格モバイルバッテリーとしては珍しい18ヶ月の保証と国内によるサポートが行われており、品質もこのクラスでは間違えなくトップクラスと言えると思います。また、このモデルに関してはパナソニック製セルを搭載しており、信頼性や耐久性も更に向上しています。
既にモバイルバッテリーは10000mAhのものと20000mAhのものを各1台所有していて、容量的には不便ではないのですが、今回購入した理由はQuickCharge2.0対応している点です。
まず、このQuickCharge2.0がどんな機能か説明しますと、通常のUSBより高い電圧で充電することで従来の通常のUSB給電と比べて格段に充電速度で充電できます。Zenfone2の場合は約40分という短時間で60%まで充電することができます。
また、接続時は通常の5Vで給電を行い、対応充電器と端末の間で通信が行われお互いにQuickChargeに対応していることが認識された時点で高い電圧での充電に自動的に切り替わるようになっていますので、QuickChage対応の充電器を非対応の端末に接続してもなにも問題はありません。
そして、このPowercore+シリーズはQuickChargeに加えAnker独自のPowerIQという最適化技術も利用できますので、QuickCharge非対応端末でも性能を最大限に引き出した高速な充電ができるようになっています。
大容量モバイルバッテリーの欠点のひとつとして、内蔵バッテリーの充電時間が恐ろしく長いという欠点がありまして、10000mAhクラスになると10時間くらい充電してもまだ満充電にならないことも多々ありますが、Powercore+シリーズは入力側もQuickChage2.0に対応しているので、約4時間程度で充電が終わります。
機能的な紹介は一通りしましたので、今度は外観。非常にコンパクトで、本体サイズはガラケーと同じくらいのサイズとこのクラスとしては非常に小さいのですが、重さはずっしり重く、318gとなっています。
残量表示はしゃれたデザインの10段階表示になっていて、わかりやすさとデザインの良さを見事に両立しています。
そしてUSBポートはこのクラスでは珍しく1ポートとなってます。個人的には残念な点ですが、この辺はQuickCharge対応の絡みでこうなってしまったのでしょうか?
実際触ってみると・・・。速い!ただそれだけです(笑)
あとは、接続されると自動的に電源が入るようになっていますので、接続したまま電源を入れ忘れて・・・・なんてマヌケなトラブルもありません。
同じクラスの他機種とくらべて若干重いのが欠点ですが、忙しいときでも短時間で充電できるため、非常に有り難いです。