今回購入したのはドンキホーテの自社ブランド、情熱価格ブランドのタブレットPC、「ドンキホーテ ジブン専用pc&タブレット3」を購入しました。わずか4日前に発売された新製品です。
このパソコン、最大の特徴は19800円というお値段です。この価格でキーボードドック付属のWindows10搭載の2in1タブレットです。
中華製品も含めれば1万円代で買えるWindowsタブレットは特に物珍しいものではないですが、このパソコンは「そこそこ使える」スペックなのです。
では、そのスペックを軽く見ていきましょう。
・CPU メインメモリ ストレージ
パソコンの最も基本的なスペックから見ていきましょう。まず、CPUはIntelのAtomプロセッサのx5-Z8350です。高性能とは言えませんがAtomプロセッサとしては中々の高性能でWebブラウザや軽めのソフトを使う分にはストレス無く使えるレベルです。
また、メモリは通常この価格帯では1~2GB程度が通常ですが、4GB搭載されています。実際に触ってみるとWebブラウジングやストリーミング動画の鑑賞などの操作はストレスフリーで非常に快適でした。
そして、この端末の最大の欠点はストレージです。eMMCの32GBとなっており、重いソフトをインストールしたり、多量のデータを入れておくには厳しい容量です。
初回起動時の空き容量は約15GBでした。
データ保存用としてはマイクロSDカードが使えるのでそちらを利用するなどして工夫してストレージの容量を確保する必要がありそうです。
・液晶画面
液晶は10.1インチIPSパネルで解像度は1280*800ドットと若干控えめなスペックですが、実際触ってみるとこのくらいの解像度ですとタブレットとして使用する場合はタッチ操作が行いやすいため、意外と悪くないように感じました。
画面もIPSパネルで明るく鮮明なので画面に関しては個人的には不満はありません。
・インターフェイス関係
インターフェイスはタブレット本体側にはUSB TypeCポート、マイクロHDMI端子、ヘッドホン端子がそれぞれ1ポート搭載され、キーボードドック側にUSB TypeAが2ポート搭載されており、モバイルやサブマシンとして使う分には充分な拡張性が備わっています。
給電はUSB TypeCから行うようになっているため、付属のACアダプタ以外にも市販品のUSB充電器やモバイルバッテリーでも充電できるので使い勝手は非常に良いです。
ただ、欠点としては使用しながらの充電はほとんど行えてないようです。また、USB PD対応に関してはスペック表に記載は無く、実際にPD対応ACアダプタを繋いでも充電が速くなっている様子が見られないことから恐らくUSB PDには非対応のようです。
・内蔵バッテリー
内蔵バッテリーは約6000mAh/3.7Vと若干少なめです。稼働時間はカタログスペックで5.5時間、実測で動画連続再生で4.5時間程度は行けそうですので実用上充分なスペックを持ってます。インターフェイス関係の項目でも書いたとおりUSBモバイルバッテリーでの充電もできますのでバッテリーも不安無く使えそうなスペックです。
・その他
この価格帯でありながらしっかりとカメラが搭載されています。背面カメラとして500万画素が搭載され、その他に200万画素のインカメラが搭載されています。画質に関してはあまり良くなくおまけ程度と考えたほうが良いでしょう。
また、スピーカーは音質は良くないですが一応ステレオスピーカーが搭載されていたりします。
また、10.1インチ液晶モデルなので、マイクロソフトのOffice Mobileが無料で利用できます。
・実際に使ってみて・・・
今日かったばかりなので、あまり使っていませんがChromeブラウザをインストールしてSNSサイトの利用やストリーミング動画の再生はストレスなく快適に行うことができました。Adobe PhotoshopやLightroomなどの重いソフトの利用は厳しいとは思いますが、ネット端末や写真のトリミング等の簡単な編集などには充分利用できそうです。