2006年に発売されたソニーのハイビジョンビデオカメラ HDR-UX1を紹介します。
このカメラはDVD-RにAVCHD形式でハイビジョン映像を録画できるビデオカメラで、撮像素子は1/3CMOSセンサ、210万画素、レンズは5.1mm-51mmF1.8-2.9の明るめの10倍ズームレンズを搭載しております。
DVD-Rに記録するカメラだけあって重たい・・・・このカメラ、バッテリーも含めると700gを超える重量で今時のエントリー機の一眼レフ+キットレンズに匹敵する重量はあるんじゃないかと思ってしまいます。このためぱっと見た目エントリー機には見えない存在感があります。
そして記録メディアはDVD-R/RW/+R/+RW/+R DLに対応しております。それ以外のメディアへの動画記録はできません。メモリースティックDuoスロットも備えてますがこちらは静止画のみで動画を記録することはできません。
片面1層のメディアへの記録時間は最高画質でわずか20分。メディアの残り時間を常に気にする必要があります。
そして画素数は冒頭に記載したとおり210万画素なのですが、静止画は補完して400万画素相当で記録されます。そして4.0Mピクセルとロゴと一緒に本体に書かれています。
音声はドルビーサラウンド5.1ch(AC-3)記録に対応しており内蔵マイクのみで5.1chで記録され、音質も非常に良好でした。
液晶画面は3.5インチタッチパネルを搭載しており、比較的見やすい大型液晶が搭載され、EVFもしっかり搭載されております。
そして時代を感じるのは各種出力端子。HDMI端子が標準端子がそのまま付いてます。当時はミニHDMIなどの規格が無かったのでしょうけれど、流石に驚きました。
そしてアナログ映像出力もビデオ出力のほかに専用端子でコンポーネント出力まで備わってます。
普段動画はあまり撮影しないのですが、弟の結婚式の撮影のために用意して、それ以降何度か持ち出してはいますが、ちゃんと撮影した記憶がありません(笑)
ただ、しっかりとした本体で非常に握りやすく、メディアの録画時間以外は全般的に使いやすいビデオカメラでした。