【ジャンクカメラ紹介】ソニー Cybershot DSC-U10

先日、リサイクルショップでジャンク品としてDSC-U10が500円であったのでうっかり買ってしましました。

発売当時に新品で購入したカメラで気に入ってたカメラなのですが数ヶ月で紛失してしまいました・・(汗

www.sony.jp

2002年発売で、この当時は200~300万画素クラスのセンサが主流でしたが、130万画素のカメラでした。

このカメラの売りはとにかく小さいこと。ただそれだけでした(笑)

大きさが約9cm×4cm×3cmの昔のスパイカメラのような形状で、電池は単4ニッケル水素電池が付属しており、通常の単4アルカリ電池でも使用できました。

メディアは最近では見かけなくなった標準タイプのメモリースティックでした。

 

ズームもできない、マニュアル露出どころか露出補正やISO感度設定すらできないフルオートカメラでした。

 

そんなカメラが何故売れたかというと、当時の携帯電話の内蔵カメラは30万画素程度で、実用的なデジカメとして使うにはかなり厳しいものでした。

そんな中で超小型で気軽に持ち歩けるタイプのカメラが人気を集めていました。

単純に風景やポートレートなど、普通の写真を撮るというだけではなく、メモ代わりに撮影の使い方も訴求され、実際に自分自身もメモ代わりとして仕事でもよく使いました。

実際、起動時間も短く、レンズバリアーを手動で開くだけで電源が入りすぐに撮影可能になるため、気軽に撮れるので本当に色々なシーンで活躍してくれました。

また、100gを切る小型ボディーなのでスーツのポケットに入れたまま仕事上でも日常的に使うことはおおきな魅力でした。

 

しかし、そんなカメラの人気も長くは続かず、翌年の2003年には100万画素以上のカメラを搭載した携帯電話が各社から発売されて、この手の超小型カメラはあっというまに見かけなくなりました。

 

個人的には愛着のあったカメラでしたので、また中古で手に入れば・・・と思ったたところで安価なジャンク品を見つけたので購入しました。

ただ、せっかく動作するジャンク品を手に入れましたが記録メディアが64MBまでのメモリースティックなので、メディアの入手が困難なので撮影できません・・・・(笑)