たまたま立ち寄ったハードオフのジャンクコーナーでオリンパス C-5050ZOOMが転がっておりましたので確保しました。価格は2160円です。
本体のほかに純正の速写ケースっぽいけど脱着に手間がかかるというケースがついてますが、これを装着した状態がまたかっこいい。ジャンクコーナーで一目ぼれをしてしまいました。
このカメラは2002年発売の高級コンパクトデジタル機で、発売当時の価格は128,000円と非常に高価なカメラで、発売当時はほしくても手が出ない価格のデジカメって印象でした。
スペックは1/1.8インチCCDの500万画素のセンサに広角端でF1.8の明るさを確保している換算35-105mmのズームレンズが搭載されています。
またこのカメラは電源に単三電池4本か、2CR52本で動作し、記録メディアもCFが利用できるので、2015年現在でも問題なく利用することができます。
但し、記録メディアは自分が試した範囲では512MBのCFでは問題なく認識しましたが、4GBのCFとSD→CFアダプタ+2GB SDカードでは認識しませんでした。
そして驚いたのは画質。このカメラはISO感度が最高400まで利用できますが、最高感度の400でも十分使える画質。コンデジ、ましてや2002年発売のカメラとしてはかなり優秀な部類に入るのではないでしょうか?
こちらは実際にRAWでテスト撮影してAdobe LightRoomで現像した写真です。
このくらいの画質であれは充分使えそうですね。これだけの高感度性能を持ち合わせているのにISO感度が400までしか利用できないのが残念です。
流石に最新のカメラと比較すると、AFやその他各種動作が遅いのが気になるところですが、12年前のデジカメでこれだけの写真が撮れるのですから驚きです。