先日、テレビアニメ「ヤマノススメ」の舞台となっている埼玉県飯能市で「天覧山+多峯主山」のあたりをX100S散策してきたのですが、山とX100って色々と合うなぁ・・・と感じました。その理由を軽くまとめてみたいと思います。
■小型軽量であること
コンパクトカメラとしては決して小さいとは言えませんが、首からぶらさけてみるとまったく重いとは感じず、レンズ部もあまり大きく出っ張っていないため、邪魔に感じることもほとんどないです。
■換算35mmF2.0のレンズ
APS-Cセンサで小型軽量を実現するため、レンズはズームができない換算35mmの単焦点レンズになっており、F2.0と明るめのレンズになっています。また、簡易的なマクロ機能を搭載しているので寄って撮影することも問題ありませんでした。
また、実際に山で撮影してみると35mmの画角で不便になることはほとんどありました。
風景撮影用にはちょうどいい画角だと感じましたが山頂からの風景なんかの撮影ではもう少し広角が必要になるような感じがしました。
できれば純正オプションで用意している換算28mm相当になるワイコンも欲しいかも
(こちらは150gと軽量になっているので、小型軽量のメリットは損なわれないと思います)
■マクロ撮影機能
コンデジらしく簡易マクロ機能を搭載しているので、レンズ先端より10cmまで寄ることができます。一眼レフのマクロレンズ程ではないですが、草花やちょっとした物などの撮影には充分に使えるマクロ撮影機能でした。
■高感度性能
山では日陰になっていて暗い場所もありますので、ある程度の高感度性能は必要になります。
今回、実際に使ってみて自分はISO800程度まで使いましたが、流石APS-Cセンサー搭載機だけありまして、そのくらいの感度ではノイズ等が問題になることはありません。
■操作性
普段からカメラに慣れた人であれば基本操作はほぼ片手で行えるので、両手が自由に使えない状態でも問題なく撮影できます。
■バッテリー
今回は3時間程度の散策、撮影枚数は約250枚程度でバッテリー残量表示(3段階)はフルのままで、コンデジとしてはバッテリーの持ちはかなり優秀だといえます。
バッテリーは1本40g程度なので、丸1日の撮影でも予備バッテリー2本程度あればかなり余裕はあると思います。
個人的にはスマホの充電器が流用できるマイクロUSB充電機能があればよかったのですが、それは搭載されていません。
小型軽量と画質・表現力のバランスが取れたすごくいいカメラだと思います。
ヤマノススメでX100が使われた理由は、もしかしたら実際にスタッフの方が使われていたりするのでしょうかねぇ・・・