お散歩用デジカメ、No1決定戦！？　PART2 - 底なし沼とカメラとわたし。

前回は新たに購入したジャンクカメラを対象に書きましたが、今回はそれ以外の既に持っているカメラについて書いてみたいと思います。

今回紹介するカメラの中でもっとの高価なカメラです（笑）

コンデジとしてはかなり大きな部類になり、ポケットに入れるのはまず無理なサイズです。小さめのミラーレス＋パンケーキレンズよりやや小さいという感じです。

センサーがAPS-Cサイズなので、高感度に関してはピカイチで、山の散策などではこのカメラの高感度性能には助けられます。

ただ、大型センサーを搭載している関係上、ズーム機能を持たない単焦点レンズという割り切ったカメラですが、風景撮影には非常に使いやすい画角です。

また、薄暗いシーンでは高感度性能が良いので手持ちでもけっこう行けるのがポイントですので、夕暮れ時の散歩やハイキングのお供にはベストチョイスです。

こちらは2/3型とコンデジとしては大きなセンサを搭載したコンデジで、その反面レンズ部が大き目になっているため、ポケットに入れて歩くことは難しいです。

操作はマニュアルズームなど、一眼レフに近い使い勝手になっており、片手での操作が難しいのは欠点になっています。

首からぶらさげて散策するににはちょうどいいサイズですが、ポケットに入れるのには厳しく、いかにもいいカメラ使ってますオーラも出ていますので、近所の人には「またあの人、こんなところで何撮ってるの？」という目で見られますｗｗ

ただ、一眼レフに近い操作性やマニュアル撮影機能、そして市販フィルタの取り付けにも対応などの本格的な撮影にも対応していながら、ズームレンズもしっかりと搭載している使いやすい１台です。

・シグマ DP2

今回紹介するカメラで一番の問題児・・・・いやなんでもありません（笑）

このカメラに関しては事実上RAW現像が必須でなのが最大の問題点です（笑）

コンデジとしては非常に大きなセンサで、20.7mm×13.8mmとマイクロフォーサイズに近いセンササイズになっており、レンズは換算41mmF2.8と使い勝手が良いレンズにはなっておりますが、風景を広く入れるときはやや不便な感じはします。

また、空の色などが非常に気持ちいいのはこのカメラの特徴ですが、全体的に暗い色を中心とした写真は苦手なようです。

また、外観が高級コンデジの割に高そうなカメラに見えないので、お散歩カメラには意外と悪くないかもしれませんが・・・・正直クセが強すぎてあまり使ってません。

・Canon EOS-M

このカメラはレンズ交換ができるミラーレスカメラで付属の22mmパンケーキレンズ装着時はかなり軽量になるのでお散歩にも適しています。

また、私がメインで使っているEFマウントのレンズがマウントアダプタ使用で利用可能になっているので、携行性の面では不利ですが様々なレンズが使えるのは大きなメリットで、特にマクロ撮影を中心で撮るときはEF50ｍｍｺﾝﾊﾟｸﾄﾏｸﾛとの組み合わせで持ち歩くことも多いです。

他にボケを強調して撮影する場合はフルサイズ向けのレンズではありますが、タムロンの28-200mmを装着することもあります。望遠を活用した表現を狙うときは自分のお散歩カメラ勢の中でこれ一択になります。

【結論】

やっぱり、お散歩カメラはどれが最強・・・というのは無いですね（笑）

お散歩の際はどうしても小型軽量のカメラを持ち歩きたいところですが、カメラは基本的に画質や表現力を重視すると大きく重くなりますので、小型軽量のカメラは利便性・画質・表現力・操作性のどれかを削り軽量化を図っていますので、それぞれの特性がありますので、被写体や撮影スタイルに合わせて選ぶ必要があります。

そんな中でもひとにお勧めできるお散歩カメラは・・・今回の中から選びますと富士フィルムのX10を自分はお勧めします。

マニュアル撮影が多彩な点や市販フィルタ使用ができるなど、本格的な撮影ができるカメラでありながら小型軽量で気軽に持ち運びができる点は非常に優秀です。

現行機種ではありませんので、現在は中古でしか入手できませんが、中古相場は概ね２万円程度と高級コンデジに分類されるものは比較的安価だとは思います。

逆に画質は妥協したくない・一眼レフのサブ機として・・・といった使い方であればフジのX100シリーズがお勧めです。コンパクトでありながらマニュアル撮影を前提にした操作性、光学ファインダーと電子ファインダーの切替ができるファインダーなど本格的な撮影にはお勧めできます。