先日、ハードオフで初代PENTAX Qの単焦点レンズキットが税込み14000円という価格でしたのでうっかり買ってしまいました・・・。
こちらはアニメ「たまゆら」に登場したカメラで、たまゆらの作品内に登場したカメラはこれで2台目になります(笑)
カメラのスペックを軽く紹介すると、センサーサイズは低価格帯のコンデジでよくみられる1/2.3インチの1240万画素センサー、ISO感度は125-6400と、このセンササイズを考えると高い感度まで設定できます。
連写は5コマ/秒ですが、JPEG撮影時のみしか使えず、RAW撮影時は1.5コマ/秒、バッファも極めて小さいため、連写機能はないものと考えたほうがよさそうです。
付属レンズは8.5mmF1.9、35mm換算で約47mmと非常に使い勝手の良いレンズです。
そして、外観を見て最初に感じるのはレンズも非常にコンパクトでまるでコンデジのようなサイズでありながら撮影で日常的に使う露出関係の設定などは簡単にできるように設定されていて、本格的な撮影にも充分対応できそうです。
そしてこのカメラで一番驚いたのは高感度性能。もちろんセンササイズが小さいので極端な高感度は使用できませんが、RAW撮影でLrで現像する限りではISO1600まではそこそこ使えそうな画質は保たれています。3200を超えると流石にノイズは目立ってきますが、1/2.3インチのセンサーであることを考えると非常に優秀で、一昔前のAPS-C機に匹敵する性能ともいえるのではないでしょうか?
そして、本格的な撮影にも使えそうな細かな気遣いも感じられます。
まず、バッテリーやメディアは本体側面から交換できるようになっており、三脚装着時でもそのまま交換できるようになっております。その代わりに使用頻度の低い端子類(USBやHDMI出力)は本体底面になっております。
また当たり前の事かもしれませんが、三脚穴もしっかり光軸上に配置されていました。
操作性に関しても小さいカメラなので犠牲になっている部分はありますが、露出モードのダイヤルは物理的なダイヤルになっており、露出などの設定を行うダイヤルも大きめで使いやすいサイズになっており、日常的に使う操作に関してはカメラに慣れている人であればマニュアルを読まなくても基本操作ができるようになっています。
画質面に関してはまだ撮影枚数が少なく充分な評価ができていませんが、軽く触った感じではセンサーサイズを考慮すると良好な画質で、コンデジ並みの小型軽量なボディーで高級コンデジと比べても携帯性が良いので常時持ち歩き用のカメラとしても使い勝手は良さそうです。