今回買ったのはキヤノンのPowershot G9というカメラです。「G9 X」ではなく、2007年に発売された「G9」です。紛らわしい名前ですが全くの別物です。
2007年発売当時のハイエンドコンデジで、1/1.7インチの1200万画素のCCDが採用され、レンズは7.4-44.4mmF2.8-4.8という高倍率ズームレンズを搭載してます。
実はこのカメラ、ミラーレスカメラのNEX-C3を導入後に使わなくなったという理由で手放したのですが、使い勝手の良いカメラで手放したことを後悔してました(汗
重量は320gとコンデジとしては非常に重い部類に入りますが、金属ボディーでしっかりとした作りになっていてまして、外観も高級コンデジとしては無駄な飾りのないシンプルなボディーで9年前に発売されたカメラでありながら、今見ても古臭さを感じさせません。
操作系は軍艦部に露出モードを設定するダイヤルと、ISO感度の物理ダイヤルの2つがあり、大きく非常に使いやすいです。電子ダイヤルはキヤノンユーザーならおなじみの背面の十字キーの回りに配置されているタイプでキヤノン機ユーザーであれば特にマニュアル等を読まずに使えるおなじみのUIになっています。
ズームは電動ズームでシャッターボタンにレバーが付いている一般的なタイプで正直、細かなズーム調整は面倒です。
レンズは7.4-44.4mmF2.8-4.8と、特に明るいわけでもないですが、35mm換算で35-210mmというのは利便性が高いと思います。また光学式の手ぶれ補正のISにもしっかり対応しています。
画質面ではまだ充分な試写は行っていませんが、ISO200以下であれば充分な画質はキープされており、また前モデルのG7ではサポートされていなかったRAW撮影にも対応してるので、撮影後の仕上げも問題ありません。
次の休みあたりはどこかに持ち出して色々と試写してみたいと思います。