発売当初から話題になってるカセットテープの音を高音質で聞ける?ということになっている東芝 Aurexブランドのハイレゾラジカセを購入しました。
・とりあえずCDを聴いてみました。
とりあえず、手元にあったWinkのCDを聞いて見ましたが、癖の無い良好な音で低音もしっかりと出ています。これだけコンパクトな筐体でこれだけしっかり鳴っていれば文句はありませんね。ハイレゾ対応を謳うことだけあって流石の音質です。
また、高域を補完するアップコンバートをONにするとはっきりとした音質の変化を体感することができました。
・次にカセットテープで遊んでみました。
まず内蔵スピーカーで聴く分には問題ない音質で録音の質に問題のないテープであればそこそこ良い音質で再生しました。また高域補完のアップコンバート機能は自分の耳ではほとんど体感せず、ヘッドホン端子からPCに繋ぎ特性を確認してみましたが、大きな変化は見られませんでした。
そして、予めホワイトノイズを記録しているテープを再生して特性を確認してみます。
8khzから高音が減衰していますが、13khzあたりまでは何とか再生できているようです。高音質とは言えませんが、現在販売されてるラジカセの中ではまぁまぁ良い特性と言えるのではないでしょうか?
・ハイレゾ音源の再生テストもしてみた・・・
とは言っても、ちゃんとハイレゾ音源として配信されているものは所有していませんので、自家製ハイレゾ音源の出番です(笑)
アナログレコードから96khz/24bitのWAVEファイルでデジタル化したものをそのままUSBメモリにコピーしたところ、しっかり再生できました。音質に関しても申し分ないレベルで聴くことができました。
またハイレゾフォーマットのファイルを再生中はHi-Resのロゴが点灯します。
・カセットテープに録音してみた。
CDをカセットテープに録音してみましたが、正直非常に残念な結果でした。
8khzあたりから高域が急激に低下して、10khzを過ぎたあたりはほとんどマトモに録音されていません。期待はしていませんでしたが、安価なラジカセと大して変わらないレベルですのでこの点は非常にがっかりしました。
とりあえず、音楽を聴くことに関しては良好でカセットテープも含めて気持ちよく音楽を楽しむことができます。期待はしていませんでしたが、カセットテープの録音に関してはちょっと残念な結果でした。
さて、その2ではUSBメモリへの録音を試してみたいと思います。